社長ブログケヤキの木の下で
2023年3月18日
他人は他人
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は朝から大阪で一日缶詰研修。
終わって名古屋まで帰ってきたら
踏切事故が発生と言うことで、
乗り込んだ電車から降ろされてしまいました。
電車が自動車と接触したということなので、
接触程度ならと思って待ってました。
しばらくすればと並んで待っていたのですが
ホームにはすぐに人が溢れはじめました。
名古屋の名鉄電車のホームを知ってる人は
分かりますが、
実は一つのホームから
様々な行先の電車が出ています。
並ぶ場所が一列違うと
全く別の方角に向かう羽目になるという、
初めての人には?なホームです。
事故は犬山線ですが、
名鉄は様々な線が名古屋を起点にしてますから
影響は他の線にも出ることになります。
さて、家に帰るには
JR中央線の多治見経由で美濃太田。
そこからタクシーか
名鉄で岐阜市まで行って
JRの高山線で帰るしかありません。
と言うことで家に帰りついたのは
深夜になってしまい、疲れ果てて
ブログは本日と言うことになりましたm(__)m
(名鉄犬山線、この時間でもまだ不通のようです)
大阪の地下鉄の構内で目に入ったのが、
リクルートの出している「大阪で家を建てる」
見出しに
「この3年間で急上昇人気間取りランキング」
フリーペーパーなので、
何かの参考にと持ってきました。
2019年と2022年を比較調査とあります。
急上昇1位は回遊動線。
実際その傾向は
打合せをしていても感じます。
ファミリークロゼットや洗面室
あるいはパントリーやキッチンなど、
動線ライン上に配置する訳です。
通路となる廊下スペースを
少なくするイメージででしょうか。
ただ、実際設計してみると
意外に面積を取ります。
つまり、1階で水回りから
収納まですべてを完結するプランになるわけで
広さに余裕が取れる場合は大丈夫ですが、
それほど余裕がなければ
柔軟な思考が求められます。
回遊動線、最初の言い出しは
たしか伊礼さんだったように思いますが…
さて、このリクルートの統計では
人気急上昇ランク一位の回遊動線
2022年に実際に取り入れた間取りランクでは
9位となっています。
??
つまり、調査数は19年も22年も
1800ほどありますが、
上昇率という数字のマジックで
例えば、19年には10軒が取り入れていたのが
22年に30軒なら300%の上昇率となりますから
人気急上昇となります。
絶対数では1800の内の30軒ですから、
実はそれほどでもないということになります。
実数では26.2%となってますから
4軒に一軒の割合でしょうか。
実際に取り入れた間取りランク一位は
ウオークインクロゼット。
これなど定義がしやすいですが、
回遊動線の定義をどう解釈するかで
比率や順位は違ってきます。
間取りは土地の形状や家の大きさなど
生活の仕方など
様々な要素で決まりますから
あまり一つの事に拘らず、
柔軟に考えるほうが
自分に合った暮らしができるように思います。
統計調査や人気ランキングは参考程度、
他人は他人、自分は自分です。
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