社長ブログケヤキの木の下で
2023年10月27日
暖房需要って?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
事務所の前のケヤキの葉が
茶色く色づいてきました。
まだ2割ほどでしょうか。
それでも、その葉の量が量ですから
木の下は落ち葉だらけです。
さて、先日パッシブハウスジャパンの
東海支部の勉強会に行ってきました。
現在支部長の桂山さん(棲栖舎)も
新住協の会員ですし、その前の鎌倉さんも。
他にも新住協に加入している方が、
多くいるので違和感はありません。
BISや森林文化アカデミーなど、
いろんな講習会などで
既に顔なじみの方も多くいます。
勉強会の中で講師の古庄さんが、
暖房需要という言葉を使っていました。
暖房需要?
PHJで言う暖房需要って何?
暖房負荷と何が違う?
検索すると
森みわさんの講演の中にありました。
それによると
年間暖房需要は、
建物が暖房期を通して快適な室温、
20度設定なのですが、
これを保つために
どれだけのエネルギーを
暖房設備から受け取らなければいけないかという、
そういう単位です。
「受け取らなければいけないか」
なんとなく、違いが分かるような・・・
立脚点を
住まい手側に置くか
設計者あるいは家そのものに置くかの違いでしょうか
住まい手側なら暖房需要
設計者、あるいは家なら暖房負荷
英語で暖房需要は
heating demand
暖房負荷は
heating load
demandには
人が要求するという意味がありますし、
loadには
(構造物が支える)重さ、荷重(負荷)と言う
意味がありますから、
中らずと雖も遠からずでしょうか。
英語では、この暖房需要と暖房負荷の
使い分けができていることになります。
日本ではvapor barrierとairtightを、
一緒くたに気密シートにした過去もありますね。
今でも誤解してる人が多くいると思います。
私の日本語の中では
暖房需要うという言葉がありませんでしたから、
設計者の立脚点で
いままで暖房負荷と言う言葉を使ってきましたが
住まい手側の目線で行くと
暖房需要という言葉の方が
なんとなくしっくりしてますね。
ということで
これから、どうしよう?
本当は
鎌倉さんの発表にあった
日射の大切さについて
話すつもりだったのですが
また次の機会に m(__)m
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