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社長ブログケヤキの木の下で

2011年4月5日

上から目線

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日も快晴ですね、
会長は久しぶりのゴルフで
先ほどゴルフ場まで送っていきました。
田舎に住んでいるとゴルフ場まで5分
近くて助かります。
さて、
先週は新規のお客様が何組か来られましたが、
直接お話したのは3組のお客様です。
いつも、断熱、気密、換気、冷暖房システムと言った
住宅の基本性能の大切さや
欧米の住宅の性能基準と日本の住宅のそれとの差の
お話をするのですが、
既にいろんな情報をお持ちの方たちには
なかなか伝わりにくい部分があります。
今まで何社かの工務店や建築会社を廻って
いろんな話しをお聞きしているのですから
お客様にしてみれば
私の話も数ある会社の中の1社の話でしかありません。
そのような人たちに
どうやって私の想いを伝えるかは
正直なところ長年の悩みで
今現在も模索中です。
話す事は出来ても
伝わらなければ、
納得して頂かなければ、
自己満足でしかありません。
そんな中で最近思うのは
断熱、気密、換気、冷暖房システムと言った
住宅の基本性能は家においては必須のものであり
私にとっても誰にとってもそれは当然必要な性能で
いわば正論でもあります。
もしそうなら、
いやそうだからこそ、
正論を言う時の自分の目線は
相手よりも上になっていたのではないだろうか
と言う事です。
対等な関係でいたい
お客様としては上の立場でいたい人もいる中で
正論を振りかざし
無理やりその場から引きずり下ろして
プライドを傷つける
夫婦の中ではご主人や奥様がいろいろ勉強され
こういうところがポイントだね
あの部分も大事だね
と言う事を否定し
新たな価値観を押し付ける
妻との会話の中でさえ
「それは上から目線よ」
と言われる自分がいます。
どんなに正しく、まっとうな事ことでも
そんな上から目線の人間の話は
上手く伝わらないのが当然ですね。
よほど包容力のある方でなければ
難しいのではないでしょうか。
そんな反省から
どのように自分の想いを伝えていくかは
時間をかけて考えるよりありませんが、
当面は
等身大の自分を知ってもらい、
一緒に問題を解決をしていきましょう
という当たり前のことから初めて行きます。
そんな簡単なことに気づかなかったのかと言われると
それまでですが、
これもお客様が気づかせてくれたことで
感謝とともに反省しきりの今日この頃です。
それでは
皆さん、また明日。

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