社長ブログケヤキの木の下で
2024年4月8日
問いを
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
日に日にケヤキの新緑が大きく、
そして増えていき、
生命の力強さを感じさせてくれます。
- さて、辻先生の
「ぜんぶ絵でわかるエコハウス」
7冊目のぜんぶ絵でわかるシリーズになります。
設計者の間では既に評判を呼んでいて、
皆さん購入されているようです。
内容はかなり充実していますから
腰を据えて読む本になってます。
ご本人もFBで
「シリーズタイトルに反して
絵だけでわからなくなってしまってます。すいません。」
「一度見て面倒くさそうと投げ出さずに、
じっくり付き合っていただければ幸いです」と。
いままで、鎌田先生や前先生、松尾さんなどが
エコハウスについて書かれていますが
それらをまとめて、
更に密度の濃い本になっているイメージでしょうか。
各章は基本レベル、推奨レベル、応用レベルと分かれていて
基本からマニアックまで
幅広い読み手が満足できるように書かれています。
ある意味、
エコハウス本の集大成のような本になってます。
現在設計中の方
あるいはこれから家を建てようとお考えの方は
購入されても損はありません。
- ご自分で読んで
分からないことや疑問に思うこと、
設計中の自分の家がどうなっているのかなど、
設計者に聞いてみればいいのですから。
どんな答えが返ってくるかで、
設計者のスタンスが分かります。
会社の都合や自分の考えに軸足があるか
あるいは住まい手側にあるか?
そんなこと全く考えていませんでしたと正直に言って
早速取り入れましょうと言うか
あるいは、
そんなことは必要ありません。
誰もそんなことしてません、
いままでもこれで大丈夫でした。
そんなに重要ではありませんから
このままでいいですよ。
国の基準通りで大丈夫です。
となるのか・・・
- YouTubeを見ているだけではなく、
自分自身で勉強する
あるいはこれらの本を購入して勉強する。
残念ながら勉強しなければ、
設計者やHM、工務店のスタンスはわかりません。
勉強することで疑問点や
自身の考えが形成されます。
それを相手にぶつける
問いを相手に投げかけることで
相手の立ち位置や考えが分かります。
答えを聞くことで
ああ、そういう考えだったのかと
良かったと思うか
残念と思うか
設計を始める前に聞くのが、一番ですね。
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