社長ブログケヤキの木の下で
2019年8月9日
論理的思考が大切な暮らし易さ
目で見て感じる涼しさ…そこにプラスしたい性能。
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は岡崎にいましたが
美濃地方で感じる暑さと明らかに違いました。
岡崎の方が涼しく感じるんですね、
調べてみると昨日8月8日の最高気温、岡崎は34.0度
美濃加茂は37.2度
しかも35度以上は13時から16時までの4時間です。
岡崎は18時には30度を切ってますが
美濃加茂が30度を切ったのは21時過ぎです。
美濃地方は名古屋市の夜間の熱風が流れ込んでいるのか?と思われるくらいです。
岐阜県は愛知県より
夏は暑く冬は寒い、過酷なエリアのようですが、
住まいの性能に着目しているのは
美濃地方より三河地方の方が比較的多いようです。
新住協の本部に対する問い合わせで、
全国で一番多いのは愛知県の三河地方の方と
事務局長の会澤さんが常々言っています。
トヨタ系の会社が多いですから
論理的思考の結果として
住まいの性能に着目される方が多いと思われます。
加えて、岡崎、豊田で年収1000万以上の世帯が2万5千世帯もありますし
海外での駐在経験も住まいに対する考え方に
大きな影響を及ぼしていると考えられます。
戦後70年以上経ちますが
住まいの性能の彼我の差はまだまだ大きなものがあります。
それを経験した方にとっては
日本の住まいの性能がいかに貧弱なものかがわかりますから
性能を住まい選びの基準にしますが、
それを経験してない方にすればは全くの想像外。
大手のHMの作る住宅なら間違いはないし、
それほど悪いものは作らないだろうと考えてしまいます。
こと、住宅に限っては人任せ、メーカー任せにせず
自分自身で性能を確認する必要があります。
結果的の美濃地方の多くの方は世界を知らない、
あるいは井の中の蛙状態で住まいを考えていると
いっても過言ではありません。
残念ながら日本では
「冬暖かく、夏暑くない家」というのは
きちんと住まいを分析し、研究しないと手に入らないことが大半です。
それはそんなに難しいことではありません。
「だん」の04号が発売になってます、
新築あるいは断熱改修をお考えの方には参考になります。
夏休みの間に簡単に読めますし
値段も400円ですから一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
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