社長ブログケヤキの木の下で
2021年7月28日
キーワードは 断熱と省エネ、それに再エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は幾分和らいだ暑さでしたが
さて、今日はどうなるでしょう。
そんなに暑くならないことを願うばかりです。
昨日は第13回 再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース
YOU TUBEでライブ配信されましたから
ご覧になられた方もいるかもしれません。。
これとは別に
脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会もあります。
一般の方で両方に注目されている方はそれほど多くはないと思われますが、
これから家を建てようとお考えの方は
国がこれから建てられる住宅についてどんな方向に行こうとしているのかが分かります。
2030年には、あるいは今から30年後の2050年には、
住宅に求められるエネルギー消費や脱炭素がどんなものか?
最近はバックキャスティングという言葉が住宅業界でも使われます。
簡単に言うと
将来のあるべき姿から逆算して今、どうするかを考える事です。
住宅業界でこの言葉を使うのは
高性能な住宅を建てている限られたところしかありませんが、
30年後、30歳半ばで家を建てて
定年を迎える頃の社会が求める住宅がどんなものなのか?
それを考えて現在の家づくり於ける
住まいの性能、素材を考えることはとても大切です。
数年前で空き家は800万戸と言われてましたが、
2033年頃には2000万戸を越えると言われてます。
30年後の2050年には一体どれだけの家が空き家になるか?
質のよい住宅しか残らないのは誰でもわかりますが、
自分がこれから建てる家は30年後に質がいいと見てもらえるか?
上記で紹介した国の検討会やタスクフォースなどを見ると
様々な意見がありながらも進んでいく方向にぶれはなく、
考えるスピードの違いくらいです。
キーワードは
断熱と省エネ、それに再エネの三つ。
バックキャスティングで考えれば、
今、どんな住宅を建てるべきか
おぼろげながらでもお分かりいただけると思います。
言うまでもありませんが
再エネだけ何て言うのはNGです。
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