社長ブログケヤキの木の下で
2022年5月6日
技術力、施工力
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日から仕事の紙太材木店です。
世間では29日から8日まで10連休のところもあるとか…
そんな会社もあるようですが、
住宅会社では聞いたことはありません。
職人さんたちは日曜日が休み、
祭日は仕事をされる方も多くいますから現場が動いていることになります。
何かあれば連絡が入りますから、多くの工務店では会社が休みでも、
緊急連絡先を決めて連絡がつくようにしているところが大半でしょう。
上の写真は会長農園のサクランボ。
肥料やったり剪定もしていません…
害虫除けの消毒もしていませんが、
それなりに甘くて美味しく実りました。
すぐに鳥たちがきて食べてくれるでしょう。
(既に随分食べられてますが…)
2021年のエネルギー白書によれば
日本全体で使われるエネルギーのうち、
家庭で使用されるエネルギーは全体の14.1%
大きく4つの部門に分けられています。
白書 P1
運輸部門、家庭部門、業務他部門、産業部門の4つ
家庭部門は
14.1%しか使っていないと考えるか
14.1%も使ってると考えるかは
人によりますが、
2030年には温室効果ガスの排出を
2013年比で46%削減
更にそれをできれば50%削減に、
2050年にはカーボンニュートラル…
白書 p95
現状では全体で使うエネルギーのうち
暖房で使われるエネルギーが24.7%ありますが
高性能な住宅にすればこれを
それを3分の一以下にすることができますし、
住まいが暖かければ入浴の仕方も変化します。
つまり、グラフの給湯に使うエネルギーも削減できます。
夏はシャワーで済ます方も多いと思いますが
住まいが高性能になり、
冬でも家の中が暖かければ
シャワーだけでと言う方も実際おられます。
もちろん
太陽光パネルや今後は蓄電設備の設置も視野に入ってくるでしょうし、
日射の多い太平洋側の地域では
蓄熱も視野に入ってくるでしょう。
エネルギーや温暖化ガスの削減については
設計者の責任は重大ですが、
住まい手の方もご自身の問題として考える必要があります。
40年50年、あなた自身が住む家です。
設計者任せ、HM任せで20年後、30年後に後悔しても
彼らは何もしてくれません。
自分たちの家は自分たちで守る姿勢が大切です。
1棟ごとに立地条件が異なる住宅は、
その住宅に最適な省エネ計画が求められます。
工務店や設計者にはその技術力、施工力が求められる時代になりました。
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