社長ブログケヤキの木の下で
2022年9月19日
中間領域を見る 羽島の家
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は日差しもありますが、吹く風がなんとなく不穏に感じます。
昨日は雨の予報でしたから
羽島の家の庭のワークショップを一日早めて、
週末の土曜日に開催しました。
予報は外れて、昨日は雨は降りませんでした…
予報は予報、その日になってみないと分かりませんね。
庭に緑があるか無いかで、住まいの佇まいは劇的に変わります。
必要最低限を見極めますが
完成形にはせず、その後は住まい手と自然に任せます。
建築家の飯塚豊さんは
中間領域という言葉を使われますが、
それは家の中と外をつなぐ中間と言う意味だけではありません。
住まいは家の中だけで独立したものでなく、
外とのつながりがあって成立するという考えです。
立地や敷地の制約があるケースが大半ですから
中間領域の設計には工夫が求められます。
リビングから続くデッキだけでもいいのですが、
デッキと地面の段差が緩やかであれば
外から中へのアプローチ
中から外へのアプローチが容易で
心理的な、視覚的な障壁が低くなります。
外から見た時だけでなく、
家の中から
リビングのソファーから
あるいはダイニングの椅子から
キッチンの前に立った時など、
いろんな場面で外との繋がりを感じることができます。
この家の床の高さは地面から75センチ上がっています。
一般的な住まいは55センチですから
20センチほど高い訳ですが、
デッキから手を伸ばせば地面に触れられますし、
ブルーベリーも手で摘むことができます。
もちろん、白蟻対策も。
今週末に見学会を開催しますがまだ若干空きがございますので、
ご興味のある方はお越しください。
羽島の家(6地域)
Ua値 0.26w/㎥K(断熱性能等級7)
Q1住宅 L3T3
C値:全棟平均0.3(確定測定は21日)
*L3:暖房負荷が省エネ基準住宅の5分の1
*T3:耐震等級3(許容応力度計算)
見学会の
お申し込みはこちらから。
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