社長ブログケヤキの木の下で
2016年1月29日
サッシ雑感
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
雨ですね、雪よりはラッキーです(^_^)
さて、さて
今年になって
LixilとYKKが競うように新しい高性能サッシを出してきました。
Lixilはなんと5層(5枚ガラス)サッシ
業界最大手なのに、
いつも後出しジャンケンと皆からブーイングのLixil
何を血迷ったか超高性能な5層サッシを出してきました。
YKKのAPW430の対抗商品エルスターでさえ売る気がないのに
(実際売れてない)
更に高額、高性能なサッシ
一体誰が買うんでしょう、
最前線の営業マンにヒアリングをしているとはとても思えません。
単に、性能首位の商品を出したいがためのもので
ミエ以外何物でもないと取られても仕方がありません。
あまりに会社が大きくなりすぎて
住宅業界の変化に対応できていないと考えます。
私がLixilに批判的なことを書くのは
Lixilにも頑張っていただきたいから。
サッシ業界はLixilを筆頭にYKK、三協、シャノンと言った大手4社に集約されます。
その中でもシェアが大きのはLixilとYKK
両社には日本のサッシを引っ張っていく責任がありますが
Lixilは数年前より迷走状態
それに比べてYKKは全社一丸となって日本のサッシを変えようとする気概が感じられます
両社が張り合ってこそ
日本の住宅の性能はより早く向上します。
従来、両者は先進国中最低の性能のサッシを国内で売りまくり
利益を上げてきたのですから一刻も早く
その利益を国民に還元する責務があります。
Lixilには迷走などしてもらってる暇はありません。
以前、このブログでも取り上げましたが
サーモスXというそれなりの商品があるのですから
今はサーモスXに注力すべき時です。
一方、YKKはドレーキップ窓に加えて
APW430の片引きテラスドアを出してきました。
従来430では引き違いの掃出しサッシの設定がありませんでしたが
住まい手の選択が大きく広がりましたし、
片引きとしたことで引き違いよりも気密性能は格段に向上したようです。
価格設定はどのようになるか不明ですが
YKKのこの数年の高性能サッシへの取組を見れば
それほど期待はずれはなさそうで、
現在打合せ中のお客様とは早速検討することになりそうです。
この両社のサッシ以外でも
住宅の性能に精通している工務店では既に知られ始めていますが
更に高性能なサッシが全く別なルートから来る可能性があります。
サッシについては1年後でさえどんな状況になっているかわからないというのが本音
はっきりしているのは日本のサッシ
日進月歩で進化、変容しています。
一度取り付ければ簡単には取替できません
価格とのバランスもありますが
安いからといって慌てて、ババを掴まぬようご用心
参考までに
アルミ枠のペアガラスは論外
アルミと樹脂のペアガラスも×
最低でも樹脂サッシ
でしょうか。
でも更にその先に行くと・・・
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