社長ブログケヤキの木の下で
2022年4月4日
池田町の家のご紹介
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は昼間でも13度程度でした。
お昼前に少し時間があったので藪の下草刈りをしました。
30分で仕上げようとがっちり体を動かしましたから、
汗まみれになってしまいました。
そろそろ、タケノコが出る季節ですが、
初物がいつになるか楽しみです。
フェイスブックに池田町の家の写真アルバムを作成しました。
ミニ開発の宅地で、5軒の家が南北に並ぶ配置です。
東西に長い敷地、
どの家も東側道路に面して
駐車場と玄関を配置しますから、
敷地に対して西寄りに建物が建つことになります。
このような配置の場合、
住宅密集地では2階にリビングを持っていくケースもありますが、
地方でそれなりの微妙な敷地の広さがあると
設計の工夫次第で、日射や明るさも確保できます。
日射や明るさが確保できるということは、
自然温度差も確保できるわけです。
この家も自然温度差は10度を越えます。
自然温度差10度というと
冬はいいけど、夏はどうする?
外が30度なら
家の中は40度か?
という突っ込みが出てきそうですが、
それほど単純なものではありません。
式で表すと
自然温度差=(日射取得熱+内部発熱)/総熱損失係数
ですが覚えなくていいです。
簡単に言うとUa値では日射取得熱を考慮しませんが、
自然温度差は日射や内部発熱も考えてます。
つまり同じUa値でも、
日射の豊富な地域と日射が少ない地域では
冬の暖房代が違ってくるということです。
住まい手にとっては
冬は自然温度差が大きい方がよくて、
夏は少ない方がいいわけです。
上の式の分子の日射取得熱や内部発熱を少なくすれば、
夏の自然温度差は小さくなります。
夏にその数字を小さくする方法は
日射取得熱を小さくすればいいのですから、
日射を遮蔽するということになります。
池田町の家は
南面にできるだけ大きく窓を取り、
同時に3つの方法での日射を遮蔽しています。
遮蔽というより、
むしろコントロールという言葉の方が適切でしょうか。
取り付けてあるのは
ガラリ戸
外付けのシェード
外付けのブラインド
予算とのバランス
デザインや機能、使い勝手も考慮しながら、
性能を確保していく必要があります。
同時に
日射をコントロールするということは、
室内の自然な明るさもコントロールできることを意味します。
室内の明るさの調節は4種類
オープン
ガラリ戸
シェードまたはロールスクリーン
ガラリ戸+ロールススクリーン(ハニカムシェード)
シェードの代わりに障子もありますが、
猫を飼う予定なので
今回はシェード
詳細はフェイスブックアルバム
池田町の家をご覧ください。
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