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社長ブログケヤキの木の下で

2012年10月8日

自然素材で品よく仕上げる

こんばんは
紙太材木店の田原です。
もうこんな時間
一日が矢のように飛んで行きますが
しっかり秋の気配が感じられます。
さて、こちらの写真
121008_133739828.jpg
大福町の家の天井の写真です。
紙太材木店の家は
天井に和紙を貼る事が多いのですが
最近はLDKは一つの空間というケースが間々あります。
そういう場合、部屋によって天井の表情を変えることで
無意識にリビング空間とダイニング空間を分けることが出来ます。
物理的な建具や、アコーディオンカーテンと言ったものを取り付けることなく
空間を分ける手法です。
このケースでは
LDKの一部が吹抜けになっています。
その天井を垂木を見せる天井とすることで
他の空間と分けています。
最近は自然素材の家というと
大きな梁や桁をそのまま見せるケースがあります。
力強さをや頑丈さをアピールしたいからできるだけ見せる
という場合もありますが
ポイントはいかに品よく仕上げるか。
白い和紙の天井でどこまで木を見せるか、
野暮ったさや田舎臭さを感じさせないセンスが必要です。
目に入る木の太さや厚さ、色も大切ですし
吹抜けの場合、天井までの距離がどれくらいかも
考える必要がありますから、
案外これが難しい。
自然素材で、品よくというのは
常に意識しなければならないテーマです。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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