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社長ブログケヤキの木の下で

2020年3月11日

地味だけど、新たな試みの二つ目

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おはようございます、
紙太材木店の田原です。
いままで楽屋裏が見えている状態で気になっていたのですが、
ようやく台風で倒れた木塀が再建できました。
キシラデで黒く塗るか、
このままにして色が抜けていくのを待つか思案中です。

さて、前回のお話の続き。
紙太材木店ではデザインや性能面で、
前回までの家ではしたことのない新たな試みを3つ行います。
すんなりと出てくる場合もあれば、
脳みそに汗をかいても出てこないなんてこともあります。
今回は、階段手摺に続いて外観デザインに関する事。
大手のHMに限らず住宅の外壁は
地面から40センチほどコンクリートが見えています。
基礎コンクリートと呼ばれるものです。
外壁はその上つまり地面から45センチほどのところから、
サイディングやガルバリウムが貼られていくことになります。
紙太材木店の家では床下に換気装置を置いたり
換気用のダクトを張り巡らすので
メンテナンスの関係から、
基礎の高さが一般の住宅より10センチほど高くなっています。
そうすると外観の見た目が
極端に言えば高下駄を履いた感じと言えばいいでしょうか。
色がグレーの基礎コンクリートの見える部分が多くなって
外壁とのバランスが良くないんですね。
日本のほとんどの住宅は地面から40センチはコンクリートなので、
多くの方の脳は意識しなくても
そのイメージが自然に擦り込まれています。

これを避けるためほとんどの場合、
正面の南面にはデッキを付けますから、
意識しても正面から見る限りそれは分かりません。
でも、東西北から見ればバランスが悪いのは否めません。
住宅地であれば東西北は隣家があって分からないケースが多いのですが、
角地や田舎で畑の中の一軒家となるとそうはいきません。
ということで
じゃあ、外壁を下げよう。


もともと付加断熱をしていますから
外壁は基礎の外面から15センチほど外側に出ています。
その下地を伸ばせば基礎コンクリートの見える範囲は少なくなります。
一般の住宅でこれをしようとすると少し無理がありますが、
付加断熱の住宅であれば容易にできます。
今回の大門の家も角地にありますから、
今のところ南から見た正面の写真だけ公開(前回ブログ)
西側は玄関がありますがからどんな具合になっているか、
外構ができてからのお楽しみとして下さい。
三つ目の試みは次回に m(__)m

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