社長ブログケヤキの木の下で
2022年8月24日
新住協関西 勉強会
こんばんは
紙太材木店の田原です。
蒸し暑い夏が戻ってきたような天気です。
気温と湿度に加えて日射ですから、
現場では立っているだけで汗がしたたり落ちます。
朝一、大阪からとんぼ返りで地元の商工会の会議の後に、
関市の肥田瀬の家の現場立ち合い。
と言うことで、この時間の更新になりました。
昨日は新住協関西の勉強会でした。
この勉強会は2ヶ月に一度開かれますが、毎回会員の事例発表と
講師を呼んでの講習がメイン。
かれこれ、10年も続いている勉強会です。
会を引っ張ってきたのは、
ダイシンビルドの清水社長(新住協理事)
二か月ほど前に清水さんから
田原さん、今度何か話してよ…と言うことで
今回は私が講師となりました。
持ち時間は2時間でしたが、
事例発表が30分ほど早く終わったので2.5時間。
ZOOm参加が25社ほど、リアルで20名くらいでしょうか。
一般の方向けではなく関西の新住協の会員向けですから
それなりの内容でないと、
こいつはアカンと
あとから何を言われるか…
中部東海支部の名誉がかかった講義となってしまいました。
ということで
当初は換気の話しを予定していたのですが、
途中、換気はテーマが広すぎることに気づいた次第。
そこにたどり着く前に分かってなければならないことが
山のようにあって、
それらがわかってなければ基礎のない家の話しをするような
ことになってしまいます。
話した内容は
冷暖房負荷とエアコンの顕熱比
それに空気線図を使った
換気による顕熱負荷と潜熱負荷
いわば、空調設計の入り口の部分となりました。
空調設計は住宅でも必須ですが、実は教科書的なものがありません。
本があってもそれはビルや工場が対象の空調設計。
住宅に応用しようとすると、
空調機器だけで数百万はかかってしまって現実的ではありません。
加えて、住宅向けの空調設計と言うと、
学ぶ場所も教えてくれるところもないんですね。
私は昨年、全館空調設計講座(ミライの住宅主催)に出てましたから、
その時の講座の資料をいくつか使わせてもらいました。
代表理事は森亨介さんで同じ岐阜県の鳳建設さんです。
森さんは今月発売予定の建築知識ビルダーズにも
換気、空調設計術として寄稿されてますから
興味のある方はご購入下さい。
一般の方にはちょっと難しいかもしれませんが、
普通に設計に携わる方でしたら大丈夫でしょう。
ということで、終了後は懇親会。
3次会くらいまでは覚えているのですが…
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