社長ブログケヤキの木の下で
2022年9月5日
羽島の家 完成見学会のお知らせ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
気温26度、湿度は76%ですが
空気には秋の気配を感じます。
昨日は少し、土場の草刈りをしました。
影に入れば爽やかな風で心地よく感じるほどで、
盛夏の空気とは明らかに違ってました。
昨日の日経新聞 一面は、
「1000万戸 家あまり時代へ」とあり
野村総研では
2038年には空き家は2303万戸に達すると予想していて
「質よりも量の供給」を続けたツケが大きいとあります。
更に、
「人口減が推計されても新築中心で
住宅産業を育成する経済政策が大きく変わらなかった」
とあります。
経済成長優先、国内景気優先で
長期の政策立案能力が住宅政策にはなかったことが遠因ですが、
その結果があと16年後には2300万戸の家余りです。
2018年の空き家が849万戸
2038年には2303万戸ですから
毎年、72万戸余っていく計算になります。
ところが、2021年の着工件数は86.6万戸
毎年72万戸余るのに、86.6万戸建ててることになります。
既存住宅の耐震性、省エネ性が低いのは
「質より量の供給政策」のためで、
性能が低い家をリフォームしても
どれだけ今の基準を満たすことができるの?と思うのは、
ある意味仕方がないことです。
時代は変わりましたし、
建てる側も、住む側も意識を変える必要があります。
記事からは耐震性や省エネ性など
エビデンスのある性能を満たした家でなければ、
子供たちの世代にとっては負債になるということが読み取れます。
これから家を建てる方はどんな家を建てるのかが問われます。
問うのは、子供達の世代です。
問われるのは、あなたかもしれません。
将来、そんな家、いらんと言われないような家が必要です。
その家なら、欲しいと言ってもらえると思ってる家の見学会です。
羽島の家 完成見学会
開催日時 9月24日(土)25日(日)
予約受付帯(10:00~16:00)
・見学のお申込み要領・
完全予約制です
お電話または予約フォームからお申し込みください。
予約フォームはこちらから
1.HPのイベント予約からお申込みください。
2.希望の見学時間帯にチェックをいれ、必要事項をご記入してください。
3.お申込みのお客様には改めて現地へのアクセスを案内いたします。
羽島の家の住宅性能
Q-1住宅 L-3T-3
Q値:1.0w/m2・K
Ua値:0.26w/m2・K
暖房負荷:11.2kwh/m2(QPEX)
冷房負荷:17.3kwh/m2(同上)
自然温度差:9.44度
C値:未測定(全棟平均0.3cm2/m2)
デザインは現地にてご確認ください。
※感染症対策として、下記の条件にて開催いたします。
・室内の入場者数の制限 ・完全入替制 ・手袋、マスク全員着用 ・入場時検温
・体温37.5℃以上の方の入場はお断りします。
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