社長ブログケヤキの木の下で
2010年3月5日
重い!
こんばんは、
紙太材木店の田原です。
可児市のT様邸
雨で一日延びましたが
今日から本格的な建て起し(水平と垂直)の確認と
補強工事です。
このような工事の場合
経験豊富な大工さん3~4人と
手元の大工さんが一人と言うのが理想です。
慎重な工事が続きますので
一つひとつ確実に納めていく必要があります。
大勢で建前をするのとは違います
からこの人数で十分です。
昨夜の雨は既に止んでいましたが、
地面がまだ濡れています。
筒井と松田大工さんで
レベル(水平)の確認をしています。
こちらでは
桑原大工さんと高井大工さんが
柱の垂直を見ています。
皆さん30年以上の経験のある
ベテラン大工さんで同時に棟梁です。
今回の工事のためにお呼びしました。
川辺町のO様邸の建前の時にも来て頂いています。
補強のため
梁を外して交換したり
補強のため
今まである梁の下にまた梁を入れたり
圧巻は筒井も加わって6人で入れた
補強梁です。
長さは5m弱、高さは30センチ、幅12はセンチあります。
重さはいったいどれくらいなんでしょうね。
これを2階の床近くの高さまで
手で上げなければなりません。
二人とも笑ってるように見えますが
真剣そのものです。
ホントは泣きそうになってるのかもしれませんね。
先日加工した地松(国内産の松)もきれいに入りました。
今回の補強工事では地松の美しさと
半世紀を過ぎてもまだその粘り強さを維持していることに
あらためて驚かされました。
地松の良さをより多くの人たちに
伝えていく必要がありそうです。
それでは、皆さん
また明日。
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