社長ブログケヤキの木の下で
2013年7月19日
単なる下見板張りとは違う ファサードラタン
こんにちは
紙太材木店の田原です。
あっという間の一週間で
本日はもう金曜日
というより7月も既に半ばをすぎて
一週間が束になって飛んでいきます。
今朝は珍しく涼しい朝で
気温をみると20度を切っていましたから
このまま猛暑にならずに夏が終わることを願っています。
などと書きかけで出かけてみると
車載温度計は32度
やはり夏はそれなりに暑い
家の断熱性を上げるときに
問題になるのは日射
断熱性が高い家では
窓から差し込む日射によって
室内の温度が上昇した場合
その断熱性の高さから
熱が逃げていかない。
ということで
窓の日射遮蔽が大事だけれど
その話は別の機会に。
今回は窓ではなく壁
壁も直射日光に当れば
当然熱くなるわけで
いくら断熱材がしてあっても
その熱が室内温度に影響してくる。
回避策は
壁に直射日光を当てないように
壁一面に蔦を這わせるなんていうのもありますが
昔ながらの日本家屋の西側の壁には
下見板張りがしてありました。
雨から漆喰の壁を保護するのが目的ですが
結果的には強い西日を防ぐ役割も担っています。
同時に壁と板の間には隙間がありますから
通風が確保されます。
直射日光を防ぎ
同時に通風で温度の上昇を防いでいるのがこの板
最近では
「ファサードラタン」という
オシャレなネーミングになっています。
次世代省エネ基準程度では効果は期待できませんが
それ以上のQ値の家なら効果も期待できますし
デザイン的にも面白いものがあります。
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