社長ブログケヤキの木の下で
2014年11月3日
角ノミ 改修現場では必須の工具
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
三連休の最終日
いかがお過ごしでしょうか。
住宅屋の皆さんには連休は無縁かもしれませんね、
お休みは平日で土日は打合せという会社がほとんどだと思います。
さて、こちらの機械
見ても?な方がほとんどだと思います。
HMの人たちだと営業も工事担当もこんな機械見たことないという方が大半でしょう。
実はリフォームの現場ではよく使う機械
小さなリフォームではそれほど使いませんが
そここその改修となると必要になってきます。
この機械は土台や梁にほぞ穴を開けるもので
四角く穴を開けることができます。
その穴に柱のほぞを通します。
昔はノミで開けていたものが
電動の工具となってひところの大工さんは皆この機械を持っていました。
それが今ではプレカットと言って
工場で構造材の加工をしてきますから
現場でほぞ穴を開けることなんてありません。
ということで現場担当者でも見たことのない機械
でも
古い家の改修現場では
事前に構造材のプレカットなんてできません。
既存の梁に合わせて土台を取り付けたりすれば
柱の位置は必然的に決まって来ますが
微妙なズレが生じてしまいます。
と言って数多くあるほぞ穴を
ノミで開けていたのでは
日が暮れてしまいます。
既存のホゾ穴の位置に合わせて
改修現場で加工するのが間違いがありません。
ということで
この機械、持ち運びも便利で
改修現場では重宝しています。
一般的には角ノミとか角ノミ盤といったりします。
腕に覚えのある大工さんは大抵持ってますが
40代以降の人でしょう。
でもこれから改修現場が多くなれば
一度は廃れたこの機械も引っ張りだこになるかもしれません。
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