社長ブログケヤキの木の下で
2024年2月23日
断熱研修
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
断熱の研修で北海道に来ています。
過去に何度も来ていますが、
今回は西方さんと清水さんの企画です。
段取りは斎藤さんで、
ある意味とても贅沢な研修です。
旧荒谷邸も来るたびに発見があり、
見ているようで
見ていないところ
つまり、気づきが多くあります。
タギ先生もお元気そうで
じっくりご案内いただきました。
- 写真は北海道住宅新聞の白井さんの
講義を受ける前に写したもの。
北海道での様々な断熱手法の変遷を
お聞きしました。
北海道にはソトダンやアース21等、
様々な団体があります。
現在ではどの団体でも
断熱の手法としては、
充填断熱プラス付加断熱に集約されたとか。
奇をてらったような
断熱手法は一般化せず、
順次淘汰されていたことが
よくわかります。
訪問先のことについては
XやFB、
You Tubeなどで
参加者から順次発表されていくと思います。
相模さんは対談形式にして
動画も撮っていましたから
乞う、ご期待ですね。
- さて、内地の方は
北海道では一種の全熱交換機が主流と
思われているかもしれませんが、
実はそうでもありません。
もちろん使っているところもありますが
北海道ではその気候から全熱では寒くて、
熱交換素子の中で
水蒸気が凍ってしまうんですね。
なので顕熱交換となります。
地域や気候風土のちがいで
そこに適した
様々な断熱や換気の手法がありますし、
こちらに来ると
現在内地で起こっていることが、
20年ほど前の北海道で起こっていることの
後追いであることが分かります。
ある意味彼らは
ようやく内地もそこまで来たんだと、
余裕を持って我々を見ています。
- 幾つか訪問した中で衝撃だったのは、
高性能と低価格の両立。
この性能で
ここまで低価格にできるのか?
まだまだ、北海道には
見習うべきところが沢山あります。
内地よりずっと先を進んでいますね。
- 本日は最終日で、午前中に2社訪問予定。
頭の中がパンクしそうですけれど。
- .
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