社長ブログケヤキの木の下で
2017年2月10日
町中の酒屋さんのリノベーション工事
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今年の美濃地方
例年になく雪が降らない。
降っても積もらないんですね。
昨年の今頃は建前の中日で雪に降られて
大工さんと半日雪かきなんてこともありました。
さて、昨年からの工事が再開した町の酒屋さん
生活をしながら、商売を続けながら、お正月を挟んで
という工事です。
着工前はこんな感じで
昭和を感じさせる店構えです。
日本中どこの町にもある典型的な雰囲気でしょうか。
1階のお店の上にある箱は壁だけがあるのではなく
屋根をとっぱらって物入れになってます。
今回、外観は建築された当時の形にできるだけ戻そうということでこんな具合になりました。
大屋根の軒は船外造りで1.3m程出ていますから
どっしりと安定感のある屋根になっています。
外壁は漆喰塗りで構造の柱が出ていますから壁を守って雨漏りを防ぐ意味合いもあります。
課題は店舗周りの庇の高さでした。
建築当初は他の下屋と一緒でかなりの高さがあったようで
庇ももっと出ていたようですが
道路が拡幅されて店舗側に迫って来たことから
あのような箱が屋根に乗った形に変えられていました。
それをそのまま再現すると違和感のあるものになってしまいます。
この庇の上、横長で幅広の木に屋号を書いて載せる予定ですが
さて、どんな書体にするか思案のしどころです。
自販機も何とかしたかったのですが
駅前の本町通りということで3台になりました。
景観と売り上げのバランスが難しいところです。
この建物の2階と外観工事が昨年末まで
今年のお正月明けから1階のLDKと水回りの工事をしています。
内部の工事は3月末までかかりますから、住まい手の方は大変ですけれど
もう少しの辛抱です。
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