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社長ブログケヤキの木の下で

2018年7月18日

夏の暮らし易い室内環境


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
蒸し暑い朝の美濃地方です。
朝早くでしたら気温も上がっておらず
気持ちのいいはずなのに
ここ数日は事務所のドアや窓を開けても生ぬるい空気で湿度も高いので
早々に窓を閉めて朝の6時からエアコンです。
今朝の予報では美濃地方は8時過ぎには30度になるとか
気温27度 湿度60%が何もしなければ汗が出ない環境
でも今朝は6時でご覧のように
気温28度 湿度77%
湿度が高いのは困りものです。
夏の暮らし易い室内環境を
家の中に人がいる間は確保する必要があります。
外も室内も同じ温度、同じ湿度ではたまったものではありません。
ところで、子供のころは畳に布団が敷いてあって
その上に部屋の四隅から蚊帳(かや)が吊ってありましたが
今ほど気温が高くなかったのかそれほど寝苦しかったという記憶はありません。
父や母の時代はそれが当たり前でしたから隔世の感があります。
今の子供たちでは蚊帳が何か分からない子も多いでしょう。
室内を暮らし易い温湿環境にし
尚且つ常時換気をして新鮮な空気を入れる。
屋外はご覧のように湿度が80%近くありますから
室内を除湿して湿度を低くしても
換気をするということは
外の湿度を大量に含んだ空気を入れることになりますから
イタチごっこになります。
その状況の中で室内を暮らし易い温度、湿度環境にするわけですから
設計者は頭をひねる必要があるのはご理解いただけると思います。
お金をかければ簡単なんですが
コストパフォーマンスをよくしようとすると
それほど簡単なことではありません。
先日、メンテナンスで訪れた大福町の家
目的の一つは常時換気をしている換気フィルターの動作確認
簡単に言うと目詰り具合を検査して
交換の必要性があるかを検査します。

この換気フィルターは一つが面積が8m2
二つ設置してますので16m2の面積があります。
一般的な壁掛けの24時間換気扇の給気口は
寝室や子供室の壁についてますが
直径が12cmほどで家中で5.6個設置してあるでしょうか。
全部合わせた面積は0.067m2
洗えば再利用できますがエアコンのフィルター掃除も最近は面倒だということで
お掃除ロボなんて言うのもでるくらいですから
マメに掃除する人は恐らく少数派
多くの人はしないかも、でしょう。
フィルターの詰り具合は住んでいる地域に拠ってかなり違いますから
交換時期も差がでてきます。
花粉症の方や喘息気味の家ではこまめに交換されているかもしれませんが
一般家庭では交換しなくても不都合はないという考えの方もいます。
でもこのフィルターが室内の空気を綺麗にしてくれていると考えれば
少しは面倒を見てやろうと考えても損はありません。
暮らし易い室内環境であれば
「こんな暑い日に家から外に出ようなんてこれっぽっちも思わない、家が一番」
大福町の家の住まい手の感想です。
もう一つ
「でも、運動不足になっていかんわ、少し太った」

無垢の手摺もいい色合いになってきました。

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