社長ブログケヤキの木の下で
2024年4月22日
耐久性も
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
今年は筍が豊作です。
筍好きな人にとってはいい年ですね。
- さて、住まいの基本的な性能は
耐震、断熱、気密、換気、冷暖房システムですが
最近ここに耐久性が入ってきました。
つまり簡単に言うと、長持ちする事です。
住宅自体は数千点もの部材で構成されています。
分かりやすいものでは
釘や木、外壁や屋根の材料ですが、
それ以外にも多くの資材があります。
その資材自体の耐久性や
施工方法による耐久性の違いにより、
住宅自体の耐久性も違ってきます。
- どういうことかと言うと
最初の20年程度は大丈夫でも
それ以後は劣化が進み、
補修や交換の必要が出来るとしたら
住まい手としては困ったことになります。
エアコンやトイレ、エコキュートなどの設備機器が
10~15年程度で交換は何とか納得しても、
交換やメンテナンスが容易にできなかったら
あるいは
そのことに多額の費用が掛かるとしたら
納得できる方は恐らくいません。
Ua値や断熱性能等級が良くても、
使ってある資材の耐久性は
家そのものの寿命に直結します。
- ただ、一般の方ではどんな資材が長持ちするのか
耐久性があるのか
なかなか分かりずらいものです。
担当者や設計者に聞いても、
彼らは会社で決められたものの説明をするだけですから
よくわからない
あるいは、なんとなく納得させられた感が出てきます。
更に、予算オーバーで予算調整の必要性が出てきた時、
どんな調整をするのか
- これからの時代
Ua値や断熱性能等級と言ったものだけでなく、
性能の一部として
耐久性を意識する必要があります。
どんな施工なのか
どんな資材を使っているのか
耐久性が必要な住宅資材には何があるか?
特に水や水蒸気、結露や防蟻、配線に関して
どんな資材、どんな施工か
担当者に聞いておくことが大切です。
長持ちする、耐久性のある家であれば
メンテナンスの費用も安く済みます。
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