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社長ブログケヤキの木の下で

2019年3月18日

高性能住宅の空白地帯 郡上

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新しいペン型の放射温度計
小さくて使い勝手がいい
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝も氷点下の美濃地方。
昨日の日中もなかなか暖かくなってくれませんでしたが
今日はそれなりに暖かくなる予報です。
美濃地方は大きく分けて5つに分類されます。
大垣を中心に西濃地区
岐阜市を中心に岐阜地区
関、美濃加茂、可児を中心に中濃地区
多治見、恵那などの東濃地区
このうち中濃地区は郡上市を含んでいますが
同じ美濃地方でも郡上市は福井県とも接していて、
奥美濃と呼ばれています。
つまりとても寒い地域で、省エネルギー区分でも4地域となります。
西濃、岐阜地区、東濃には
名の知られた高性能な住まいを建てる工務店がありますが、
中濃地域は実は高性能住宅の空白地帯。
特に関市、美濃市、郡上市となるとそれなりの寒い地域なのに
住んでいる人の意識も「寒いなぁ」と言いながら我慢している…
あるいは冬が寒いのは当たり前だから、
家の中でも寒いのは当たり前と思っている人が多く住んでいる地域。
ただ、これは建てる側の工務店の責任も大きく、
住まいは暖かかくなるということを
全く知らしめてこなかったことが大きいと思われます。
昨日は、郡上の方から断熱改修のご相談を受けました。
「とにかく寒い、盆地になっていて夏は暑い」とのこと。
昨年の7月に郡上が全国最高気温を記録しましたが、
郡上がそんなに暑いなんて
同じ中濃地域の人も驚いたくらいのニュースでした。

きっかけは新住協が出している
「東海北陸の高断熱住宅」と言うマイナーな雑誌。
美濃加茂で断熱改修した実例が出てましたからそれをご覧になった様子。
城下町で京町屋のように住宅が通りに面して並んでいて
落ち着きのある街並みは、
高山へ行く途中の外国人観光客がよく立ち寄る町。

徹夜踊りは有名です。
鮎の塩焼きも美味しいところ。
来週には現地調査の予定ですが
断熱改修が今年の冬に間に合うかどうか微妙なところです。
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