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社長ブログケヤキの木の下で

2019年10月2日

神獣鏡(新住協) 久保田邸

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おはようございます、
紙太材木店の田原です。
毎月1日は会議と全体清掃
私の担当は土場の草刈ですが
伸びすぎた雑草は草刈り機でも難儀
10月なのに32度の中では
2時間が限度でした・・・
住まいづくりでは
固定観念に縛られるケースがあります。
つまり家とはこうあるべきというもので
昔からそうだったから、あるいは以前の家でもこうだったから
というのを何の疑問もなく受け入れてしまうケースです。
例えば、通風は家の中を換気するのが主な目的
付随的に涼をとるということになりますが、
涼をとるのが目的、あるいは通風自体(してるはず)が目的となるケースがあります。
通風できれば換気もできるから同じじゃないかと考えるかもしれませんが
それは目的と手段の取り違えとなります。
冬や真夏の換気はどうするかとなると
通風ではちょっと辛いものがあります。
上の写真は
新住協の久保田さんの自邸を見学した時のもので玄関です。
一般の住宅の玄関はフロアから20センチほど下がったところに
タイルが貼ってありますが
上の写真はフロアとほぼ同じ高さ
しかも貼ってあるのはタイルカーペットと言われるもので
オフィスの床によく使われるものです。
40センチ角、あるいは30センチ角の大きさになっていて
それを張り付けるだけです。
紙太材木店でも玄関の床は上の写真のようにフロアとほぼ同じレベルですが
そこには土足用のフローリングを貼っています。

玄関の床をフロアと同じ高さにするのは実はいくつかの理由がありますが
それはまたの機会にします。
タイルカーペットにするメリットを考えてみると
簡単に張り替えられるが第一でしょうか。
それは汚れ対策ですが、
オフィスのフロアが汚れているというケースはあまり見かけません
オフィスなので清掃業者が毎日掃除をしているからと言うのもあるかもしれませんが
ハンディタイプの小型の掃除機があれば汚れたらすぐに掃除出来ますし
アスファルトとコンクリートの道ですから
土の上を歩いて靴に土が付くケースはそれほどありませんから
あまり汚れを気にする必要はないでしょう。
そうなると
土足用のクッションフロアやフロアタイルも同じじゃないと考える方もいると思いますが
タイルカーペットを選んでいるところが久保田さん
分かる人はこのタイルカーペットを見て納得できますし、
更にこうすればもっとやり方もあるなと発想を展開することもできます。
住まいの暮らし易さや、健康性を意識していると
いろんなところにヒントがありますが
玄関のタイルカーペット、目的と手段を間違えると滑稽なことになります。

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