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社長ブログケヤキの木の下で

2021年4月19日

木材市場のセリ


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は5.1度の美濃地方
昨日も寒くてお昼頃でも11度程度
今朝も薪ストーブのお世話になってます。
先週、岐阜県建築士会の可茂支部の総会がありました。
設計事務所の方の多くが、
今回のウッドショックのことをご存じありませんでした。

それ何?というイメージ
実務は設計だから後のことは工務店や建築会社の仕事だから…
確かにそうなのですが、
当然工事が止まれば自分たちにも影響することになります。
ということで
週末に出かけた木材市場。
協同組合形式で製材所が材木を出品、
セリで落札されていきます。
組合員しか参加できませんが、一般の方の見学はOK。
状況はどうかというと
セリの参加人数は前回の2割増し
落札価格も2割増し
105角の桧の土台などは
希望者が多く、奪い合いの状況
セリの開始前に立会人からは
くれぐれも実需での参加が求められました。
つまり、品不足になりそうだから早めに買占めておこうなどとすると
市場が混乱するし、
自分で自分の首を絞めることになりかねない状況をつくることになるとの警告です。
昨日のFBで大手の分譲住宅会社が
構造材を輸入材から全て国産材にシフトしたことが出てましたが、
国産材には限りがありますから
品不足になるのは目に見えています。
今後の木材市況の動向がどうなるか誰にもわかりませんが、
新築を検討されている方は
状況がある程度はっきりするまで
様子見というのも一つの選択肢です。
勉強する時間ができたと考えることもできます。
くれぐれも今契約しないと値段が上がりますから
などと言う言葉に急かされて契約なんてしてはいけません。
自分の力でどうにもならないことは、
様子を見る以外ありません。

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