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社長ブログケヤキの木の下で

2021年4月21日

無理せんでも…



こしあぶらの苗x5本
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今週は晴天が続いて外の仕事がはかどります。
とは言っても
今日の現場の最高気温は27度が予想されてますから、

晴れれば晴れたで暑さが気になります。
昨夜は工務店編集会議、の後のZOOm飲み会。
私はほとんど聞いているだけなのですが
皆さん、お酒が入ってますから声が大きい(笑)
結局12時頃まで話していたような・・・
ウッドショックも話題になりましたが
供給側のスタンスが前年実績。
つまり、今まで買っていただいていた工務店優先と言うところが
多くありました。

当たり前と言えば当たり前ですが、
最後は人と人とのつながりと言うことになります。
問題なのは無垢材を使っていても
構造計算すると長いスパンの開口などで
集成材を使わざるを得ないケース。
(集成材が入手困難)
つまり、許容応力度で計算して耐震等級3を取ろうとすると、
強度の関係で無垢材ではなく集成材を使わなければならないケースがあります。
対応策は設計変更。
集成材を使わなければならないということは
無垢材では強度の関係で対応できないわけで、
ある意味、無理をして広い開口や間取を設計していることになります。
無垢材でいくなら間に柱を1本入れれば可能になりますから、
20畳を越えるような広いLDKであればどこかに柱が立つことになります。
広い空間と思っていたらどこかに柱が立つと考えると
気にされる方がいるかもしれませんが、
家の重さを支え、耐震等級3を可能にしてくれてる柱と考えれば
それほど気になりません。
紙太材木店の設計する家でも
LDKが一体でそこに吹抜けがきますから、
どこかに独立した柱が立つケースが多くあります。
工務店の設計者の場合
住まい手の、広く見通しのいいLDKという要望を
なんとか適えてあげようと、

強度と予算とデザインと素材の狭間で苦悩するケースも多くあります。
逆に言えば無理なもんは無理と楽に言える時代になったとも言えます。
基本的に構造強度は全てに優先しますが
強度を担保するための集成材が手に入らなければ、
今あるもので設計や間取の工夫をする以外ありません。
でもそれはある意味、自然な流れとも言えるのではないでしょうか。
PS
集成材の方が木材資源を無駄なく有効に使えると
思っているかもしれませんが、

集成材を作るためのラミナを作る方が無垢材で使用するより無駄が出ると
昨夜のZOOM飲み会で知りました。

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