社長ブログケヤキの木の下で
2021年8月9日
大丈夫?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日はこの夏一番の暑さ。
多治見では40度を超えてましたし、岐阜も39度。
美濃市や美濃加茂市も全国のトップ10に入ってましたから、
昨日の美濃地方は全国一の暑い地域だったようです。
以前お話しした日射遮蔽。
ガラリ戸や外付けブラインド、
それにシェードやハニカムサーモスクリーンがあります。
城屋敷の家ではそのうちの3つが使われてますから、
窓辺に立った時に肌感覚で違いが分かります。
もちろん、シェードだけではガラリ戸や外付けブラインドより
輻射熱を多く感じるわけです。
対策としては、
プラスアルファの遮蔽の取付が必要だと感じました。
特に西日の直射日光が直接当たる窓や
強烈な輻射熱が想定される窓では、
室内側に遮光や遮熱のロールスクリーンやカーテンが考えられます。
室内はそれなりに暗くなりますから、
設計時に室内の明るさと暑さ対策の検討は必須です。
南北に細長い敷地の場合
東西には窓をつけない設計者もいますが、
明るさや光はできるだけ様々な方向から確保したいと考えます。
当然、日射対策も必要になりますし、
予算上の制約も出てきます。
性能とデザイン、それに予算のバランスをどのようにとるか?
住まい手はデザインや予算は目で見てわかりますが、
性能については設計者を信ずる以外ありません。
設計者が大丈夫と言えば、大丈夫と信じる以外ありませんから
その大丈夫の根拠を設計者は丁寧に伝える必要があります。
安易に大丈夫なんてとても言えないわけで、
設計者の責任は誠に重大であると感じるこの夏である。
Category
- 家づくりのたいせつな話(513)
- 雨漏れ(25)
- 高性能 省エネ(413)
- 温熱環境(206)
- 雑記(252)
- 新住協(新木造住宅技術研究協議会)(36)
- 室内環境(36)
- MOKスクール(28)
- 紙太材木店の考え(91)
- 建築巡礼(36)
- レイモンド(3)
- 耐震のこと(31)
- 手仕事 道具 機器(93)
- 断熱のこと(88)
- イメージ 仕上がり(72)
- 暮らし(176)
- 古い民家の再生(79)
- 経年変化(7)
- イベント情報(27)
- 換気(25)
- 結露(29)
- インテリア(20)
- メンテナンス(6)
- 紙太材木店の仕事(2)
- 素材(66)
- サッシの性能(51)
- 料理(141)
- 室内環境と健康(15)
- 庭造り(2)
- リフォーム(55)
- 現場レポート(184)
- 性能とデザインのバランス(17)
- 耐久性(2)
- 住宅医 ぎふ木造塾(22)
- 造作家具(25)
- 本の紹介(40)
- ZEH(3)
- 百年の家プロジェクト(45)
- 薪ストーブ(48)