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社長ブログケヤキの木の下で

2021年5月7日

果報は寝て待てだけど

​​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。
連休明けの週末。
なんだかまた休みと言うのは気が引けるという
昭和な方もいるかもしれませんが、
工務店の親父は仕事だと思われます。
さて、またもや愛知県に非常事態宣言が出ました。
岐阜や三重にもまん延防止が適用されるようですが、
木材についても
木材非常事態宣言が出ています。
出したのは県内の木材業者ですが
相当程度ひっ迫しているのがお分かりいただけます。


木材の値段が時価なんて
値段の高そうな鮨屋さんみたい
なんて他人事のように言えるのは、

リフォームや新築を考えていない人だけで
これから家を建てようと考えている方にとってはとても気になります。
とは言え
ご自分の努力で何とかなるものではありませんから、
今しばらくは模様眺めでいいんじゃないでしょうか。
もちろん、間取や性能を含めた設計打合せには時間がかかりますから
打合せ自体は進めて、
着工時期については木材価格の推移を横にらみで決めればいいでしょう。
中には
長期優良住宅の固定資産税の優遇措置が(5年間)
来年の4月までしか適用されないからと
心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
一般住宅(3年)との差額は12万ほど、
木材価格が高騰している時期であれば
その恩恵はほとん相殺されることになります。
それにこの状況では
優遇措置の延長も考えられますから、

やっぱり模様眺めでしょうか。
また、資材の入手に時間がかかれば、当然工期に影響してきます。
焦って契約して、来年4月までに完成ということは、
お考えにならない方がいいでしょう。
ある意味
果報は寝て待てですが、
そんなこと言っていられない方も世の中にはいるわけで
そんな方が来られたら、
なんとお話していいのか考えてしまう毎日である。

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