社長ブログケヤキの木の下で
2024年7月26日
どこが建てる?誰が設計する?
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
今朝は昨夜の雨で涼しい(^^♪
これくらいの暑さが続いてくれるといいんですけどね。
- 昨日は、全館空調講座の最終回でした。
各自が計画している住宅の空調設計を発表するもの。
最優秀は西紋建匠の西さん。
その他の参加者の皆さんも、
甲乙つけがたいものでした。
今回は10期で
既に山梨で次の期が始まってますが、
私が最初に出たのは2年前で第2期でした。
講座の内容もスキルアップされ、
2年前より格段に充実したものになっています。
- 今回の参加者の中に、
一般の方でこれから住宅を建てられる方が
勉強のため参加されていました。
以前名古屋で開催されたBISの試験にも
一般の方が参加されてましたが、
そんな時代になりました。
この講座のレベルは、
実務に携わってる方でも苦戦する内容です。
最終回の今回はきちんと空調設計が出来ていれば
修了証が貰えますが、
合格点に達していなければ容赦なく落とされます。
今回の講座でも
実務者2名が修了証をもらえませんでした。
一般の参加者のMさんは、
見事修了証を手にされました。
空調設計に関しては、修了生の中でも超優秀です。
はっきり言えば、
この方の家の設計をされるHMや工務店は
首を洗って置く必要があるかもしれません。
九州の方なので、
今回の講座に参加している工務店が
家づくりに携わることはありませんが
皆が、どこが建てるんだろうねと興味津々。
ご本人もどこにしましょうね?
ひょっとしたら(多分)
空調設計はご本人がすることになるかもしれません。
(空調設計を設計者に教えてあげることに?)
- 一昔前は住宅の情報収集手段は
限られていましたから、
作り手であるHMや工務店と新築検討者の間には
知識において大きな差がありました。
そんな時代は既に終わっています。
これはある意味、
悪貨(いい加減な家を建ててきたHMや工務店)が
駆逐されることになるわけです。
住まい手にとっても
日本にとっても
いい方向、いい時代とも言えますが、
実務者は常に自分自身をブラッシュアップ
する必要があります。
空調なんて大きめのエアコン付けとけば大丈夫
そんな時代の終わりの始まりです。
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