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社長ブログケヤキの木の下で

2022年1月12日

まだまだ先がある 住宅性能


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日からまた寒くなる予報、
暖かくして過ごしましょう。
昨日はPHJの佐藤さんの自邸の見学会。
パッシブハウスの認定も取ってる高性能住宅です。
意外だったのは
壁の断熱材の厚さがそれほどでもないこと。
付加断熱はしているけれど
これでパッシブハウスの認定を取ってるということは、
窓を強化するしかないわけです。
実際、使っているのは高性能な木製サッシの佐藤の窓。
リクシルが5枚ガラスのレガリスを出してますがU値が0.55
佐藤の窓はトリプルで同程度の性能ですから、
その凄さが分かるというものです。
この佐藤の窓、
紙太材木店でも今打合せ中の物件で使用する予定ですが、
たまたま制作元の佐藤さんも来てました。
メールでのやり取りはしてましたが、
お会いするのは初めてなのでいろいろ教えていただいた次第。
ようやく日本でも欧米並みの高性能な木製サッシが、
それなりの価格で購入できそうです。

もちろん、それなりと言うのはやはり性能にあったそれなりの価格という意味でし。
決してお安い訳ではありません。
設計者のPHJの鎌倉さんも解説してましたが、
パッシブハウスの認定は佐藤の窓のおかげ
これなくして認定は取れなかったとか…
日本の住宅性能はまだまだ進化の途中。
昨年より今年、今年より来年という具合に、
毎年のように進化してます。
高性能な住まいを作る工務店や設計者の間では
今では当たり前のように使われるAPW430は、
2014年に北海道限定での販売でした。
東海地方で販売されるようになったのは2016年でわずか6年前。
紙太材木店では可児の家で初めて430を使用しましたが、
それ以前はAPW330。
当時は北海道の石狩工場からの直送でしたから、
運賃もそれなりにしたものです。
サッシだけでなく換気装置についても同様です。
様々な機種が出てますが
これでよしとするものは無く、
まだまだ新しいものが出てくるでしょう。
というわけで
工務店の経営者は日進月歩の真っただ中にいるわけで、
日々勉強が欠かせませんから休む暇がありません(嘘)

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