HOME >> ケヤキの木の下で

社長ブログケヤキの木の下で

2022年5月20日

復活40万

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は一日休みを取ってリフレッシュしてきました。
建前の疲れもどうやら解消できたようです。
とは言いながら、体のあちこちの筋肉痛はまだ残っています。
先月政府が改正建築物省エネ法を閣議決定しましたが、
これを受けて各地の自治体も動き出したようです。
岐阜県では一昨年まで、
ぎふ省エネ住宅建設支援事業費補助金と言うのものがありました。
平成28年の省エネルギー基準に適合する性能で、BELS取得が条件でした。
紙太材木店は特別なことをしなくても条件は満たしていたので、
よく利用していたのですが
昨年、廃止となってしまいました。
平成28年の省エネ基準ですから
断熱性能等級で言えば4
岐阜の6地域ではUa値で言うと0.87ですから
これで省エネ住宅の建設支援か?というレベルですが
30万ほどの補助が出ますし、
加えて長期優良住宅であれば10万円が加算され、
合計40万円の補助金が出ました。
この補助金は国からのお金は入っていない岐阜県独自のものでしたから、
国の補助金とも併用が可能な住まい手にとっては、
とてもありがたい補助金でした。
それが昨年廃止となって、
県は何を考えているのかなどと思っていたら
昨日、県の住宅課からチラシが送られてきました。

環境負荷低減型
ぎふの住まい普及事業費補助金


一昨年までの
ぎふ省エネ住宅建設支援事業費補助金との違いは、
断熱性能等級によって補助額が変わりました。
等級4では20万
新設された等級5で40万
国の補助金との併用はできません。
一作年より補助の要件が上がっています。
等級4で30万だったのが
20万に減額
代わりに等級5で40万
東京のように財政が豊かであれば、
国とは別個で
等級5(水準2)で50万もありですが…
これから家を建てる方は、
国も地方もなぜ住まいに補助金を出してまで
高性能な家を推奨するのか、
考える必要があります。

世代が変わるたびに家を建て替えてきた日本。
そんな国は世界中探してもありません。
国全体が成長していく過程では許されたかもしれませんが、
日本は失われた30年と言われるほど
経済の成長が停滞しています。
30年前の大卒の初任給と
現在の初任給の違いは数万円しかありません。
昨日の日経新聞に
韓国のサムスン電子の国内の
全従業員11万人の2021年の平均年収が
前年比13%増の1440万と出ていました。
日本が変わらなくても、世界は大きく動き成長しています。
当然、エネルギー価格もそれに連動してうごきます。
あなたの給料が上がっていくスピードより、
ガソリンや電気代、ガス代の上がっていくスピードの方が
早いと思った方が間違いはありません。
これから家を建てる方は
住まいのどこにお金をかけるのか
優先順位を間違えてはいけません。

Archive

ご相談予約
資料請求