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社長ブログケヤキの木の下で

2023年2月10日

暖房代を節約して 電気温水器を使う


おはようございます、

紙太材木店の田原です。
曇り空で4度の美濃地方。
一日中、雨か雪で
最高気温は7.8度
氷雨の降る寒い一日になりそうです。
先日、事務所で仕事をしていると
配送してきた荷物を
どこに置きましょうかと

トラックの運転手が来ました。
いつもの業者だと置く場所は
決まっているので
事務所には伝票だけを
置きに来るのですが、
初めての業者さんでしたから
案内するよと倉庫に連れて行きました。
荷台の中には
様々な建築資材や
設備の資材があったのですが、
その中に冷蔵庫ほどの大きさの
タンクがありました。
これって、ひょっとして
エコキュートのタンクじゃなくて、
電気温水機器のタンク?
ええ、そうですよ。
時々配送しますから
結構、使ってる家がありますよ。
未だに電気温水器・・・
田舎では都市ガスが引いてあるところは
限られています。
給湯は主に台所とお風呂。
少し前の昭和の家では、
台所はガス瞬間湯沸かし器でガス。
お風呂はプロパンガスか灯油ですが
プロパンガスは灯油に比べ高いので、
勢い、お風呂は灯油と言う家が多いです。
ただ、電気温水器は一度設置すれば
手間はかかりません。
灯油のように
補給の電話をする必要はありません。
年末、お正月だからと言って
残りの量を確認して、
電話する必要がありません。
ある意味、楽チンなんですね。
深夜電力を使えば電気代もお安くなります
売り込みのうたい文句でした。
ただ、時代は昭和から平成、令和へと
変わっています。
電力会社からの請求書を見れば、
電気代が高騰していることは
誰の目にも明らかです。
昭和な家ですから断熱や気密は
考えられていない
寒い家。
その家では恐らく、
電気代を節約するため

暖房代を減らしている可能性があります。
このブログを読まれている方は
全く問題ありませんが、
ご自分の実家はどうでしょうか?
ご両親が建てた30年ほど前の家では
床に断熱材が入っている可能性は
かなり低いでしょう。
まして、気密なんてという家、
自分自身がその家で育ってますから
凡その寒さは想像できるでるはずです。
年を重ねていくにつれ
自分が我慢すればと考えたり、
あるいは
変化を受け入れる気力が衰え、
もう先も長くないからこのままで・・・
高い電気代に暖房代を節約する。
だけれど、
電気温水器が壊れたからと
そのまま同じ電気温水器を取り付ける。
電気温水器の電気代は、
エコキュートの3倍から4倍です。
差額の電気代で
今より暖房を増やすことができます。
エアコンで暖房するか
灯油で暖房するかで
暖房代は異なりますが。
エアコンで暖房すれば、
暖房を増やしてもお釣りがくる計算です。
電気温水器がまだ使えるからと言うのなら
せめて温水器が壊れた時には、
エコキュートに交換すれば
暖房を今より多くしても大丈夫ということを
日ごろから伝えておけば、
少しは親孝行したと言えるかもしれません。
暖房代を節約して
電気温水器を使い続ける矛盾。
壊れても電気温水器を使い続ける人に、
知ってもらいたいものです。

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