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社長ブログケヤキの木の下で

2023年3月8日

ビジュアル化?


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
快晴で気持ちのいい日が続きますが
花粉は大暴れ・・・
鼻やのどはマスクのおかげか比較的楽ですが、
目のかゆみは何ともなりません。
花粉症歴30年
いつまで続くんでしょうね。
昨夜は商工会の会議でした。
今年の夏まつりと
花火の開催についての協議でした。
コロナの影響で中止が続いていましたが、
開催の方向で動くことになりました。
さて、先日HMの家の標準仕様なるものを見ていました。
標準仕様なので基礎はどんなもの
外壁はあるいは床は
キッチンやユニットバス、トイレは
と言う具合です。
それに断熱性能等級も出ていますし、
長期優良住宅に絡めて省エネ性についても
書いてあります。
ただ、後半のそれらの数字の持つ意味については
等級が示されるだけで、
一般の方では、ソウナンダ・・・
と思う程度の方が多いと思われます。
EUではエネルギーパス法と言うものがあって、
住宅の性能を視覚化することが
義務付けられています。

今から20年以上前の2002年からです。
その家に住んだ時の
消費するエネルギーのランクは
AからGまであって、一目でどの程度か
自分の家のランクの相対的な位置がわかります。
CO2の排出量も同様に
一目でわかるようになっています。
住まいを検討する人にとっては
とても見やすく、
家自体を容易に比較することができます。
消費エネルギーがこれくらいで
CO2をこれくらい出す家は
いくらくらいが相場か?
それに将来基準が変わると
自分の家はどのレベルになるか?
日本では2025年に
今の省エネ基準が義務化になって、
さらに2030年にはその最低ラインが
ZEH水準の省エネ住宅になることが
すでに決まってます。
簡単に言うと
2025年に最低ラインをクリアするだけの家は
2030年には時代遅れの家に・・・
更に言えば、従来建てられてきた家の多くは
省エネ基準不適合の家になります。
多くの人種が入り混じるEUでは
統一した規格となると、
様々な背景の人の誰もが
一目見てわかるような基準が求められます。
それを明確な法律とすることで
共通認識が生まれますが、
日本はほぼ単一民族で
忖度、空気を読む、阿吽の呼吸が
通用するところ。
なにも法律にまでしなくても
視覚化して
小学生でもわかるようになんてしなくても

省エネの方向はこちらだから
自分達で忖度してネ
ある意味、お上は手抜き…
それをいいことにごちゃまぜにして、
断熱性能等級では最高等級!(昨年まで)
をウリにする輩もでてくるわけで
住まい手側としては
油断も隙も無い連中の集まる業界か?
国交省も少し後ろめたいのか
こんな漫画冊子を配布しています。
(視覚化のつもりかも)

意識のある工務店や
設計事務所には置いてあるはず?
ですから参考になさってください。

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