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社長ブログケヤキの木の下で

2023年4月26日

社会課題


おはようございます、

紙太材木店の田原です。
昨日は寒く、
事務所では一日薪ストーブを焚いていました。
朝、大垣の現場に着いて
車から降りて寒さにきづき、
慌てて上着を着た次第…
昼前に現場を後にしましたが、
車載温度計は12度でした。
さて、先日のKKBにお招きした
日経BPの小原さんが、
ご自身のFBで感想を述べられていました。
要約すると工務店は仮想敵を作って
自ら研鑽してきた。
それは住宅メーカーや建築家、国交省などで
その成果は実を結びつつあるが、
時代の変化、取り巻く環境の変化の中で
これからどうするのか?
同時に自分たちメディアも
新築かリノベーションかという
カテゴリー分けすることは
見直した方がいい。
工務店は仮想敵を新たに作って
何かに挑み続けるのか
地域に根付いた住宅供給者としての使命を全うするのか
最近の風潮は
新築かリノベーションだとしているけれど、
それとは違う工務店の歩き方を考える時期
と言うもの。
それに対し山本亜耕さんが
仮想敵に立ち向かう工務店を取り上げることで
研鑽をリードし続けてきたのは小原さん達メディア。
メディアは誌面を埋める必要があったし、
工務店は研鑽を充実させることができた。
小原さん
危機感をあおり、情報価値を高めるのは
メディアの常套手段。
住宅問題という社会課題を解決する手法は、
他にもあるのではないかと考えている。
多数を相手にするか
少数を相手にするかでも変わってくる。
私なりの要約なので、
詳細をご覧になりたい方は
公開されている小原さんのFBをお読みください。
800万戸、1000万戸ともいわれる空き家問題。
10年後の2033年には
更に1000万戸増えて
2000万戸が空き家になると言われています。
これらはまさに喫緊の社会課題で
なぜそうなったか
どうすべきか?
これから家を建てようとする方は
ちょっと立ち止まって、
考える必要があります。
中古の住宅を考えないのは
耐震性が心配
断熱性が心配
省エネ性が心配
それらが少しの費用で解決されれば
中古住宅の購入を考える人の割合は
もっと多くなり、
空き家の数も少なくなります。
でも、そういう家ではないので
心配を解消しようとすると
多額の費用が掛かる
それなら新築となるのですが
その新築の
耐震性、断熱性、省エネ性は
どうなのか?
あなたの次の世代が
少しの費用でそれらを
その時代の必要性に応じられる性能か?
そうでなければ
また不要な住宅の再生産と言うことになります。
社会課題の解決
容易ではありませんし
傷みも伴いますが
次の世代にツケを残すわけにはいきません。

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