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社長ブログケヤキの木の下で

2023年4月19日

ひょっとしたら?


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は終日雨で事務所に缶詰め、
図面書きや事務処理が捗りました。
今日は東京へ出張、工務店仲間の勉強会です。
全国から70名ほど集まりますが
音頭を取ったのは
CoMoDo建築工房の飯田さん。
新住協やPHJ、JBNなどの垣根は無く、
SNSで繋がっていても
初めてお会いする方がかなりいますから、
以前から楽しみにしていた勉強会です。
工務店や設計事務所のブログやメルマガで
今日は出張と出ていたら、
恐らくこの勉強会です。
秋葉原界隈で3次会まで
セッティングしてあるとか
夜中まで建築談義が出来そうです。
大垣の家、30年以上前の
土壁で平屋の離れを解体して建てます。
解体工事も順調に進み、
残るは基礎コンクリートと
埋められていた古い浄化槽の撤去と言う段階で
問題発生…
基礎コンクリートの下に
大量のコンクリートが、
打ってあることが判明しました。
ひとまず上物の基礎コンクリートを
撤去しましたが、
その下のコンクリートが
どれだけあるかも分かりません。
瑕疵保険や地盤保証の事もありますから
調査会社や保険会社に確認すると、
地中埋設物は撤去が基本との回答。
既存建物の地盤改良や杭は
平板載荷試験で
OKが出ることもありますが
今回のコンクリートは
厚みも強度も全く不明…
すまい手の方も全く記憶がないとか。
お祖父さんが工事をした時に
基礎業者に依頼して
恐らく地盤改良の代わりに
打ち込んだと思われます。
写真はバックホーの先に
槍のようなブレーカーを取り付け、
コンクリートを割っているところです。
最終的に
7mx7mの離れの下にあったのは
46トンのコンクリートでした。
これまでも解体工事の時に
コンクリート杭や
表層改良がしてある現場に遭遇してますが
ここまでのものは初めてです。
古い土壁の平屋だから大丈夫ということは無く
解体工事の時は
ひょっとして地面の下に何かあるかも、
と言うのを肝に銘じた今回の解体工事でした。
皆様も解体工事の時は
ひょっとしてをお考え下さい。

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