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社長ブログケヤキの木の下で

2011年12月15日

暮らしやすさ

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
寒い冬の到来
昨日のブログの話を近藤大工さんにしたら
エアコンを稼動させ
ファンヒーターを点けて
炬燵に入る
と言われました。
実際
この3点セットで温まっている家庭は随分たくさんあります。
LDKが15畳以上あれば
ダイニングテーブルで食事中は
エアコンとファンヒーター
リビングには炬燵・・
でも
エアコン1台で家中暖め
上下の温度差も2度以内
と言う家も現実にあります。
どちらがより健康に暮らせるか
どちらがよりエネルギー消費を抑えているか
そういう議論もありますが
簡単に言えば
暮らし易さってどういうことなのか?
このことに尽きると思います。
統計を見れば
冬季にお年寄りの死亡率は上がります。
ヒートショックや免疫力の低下など
いろいろ原因はありますが
寒さもその一因です。
建築人として
出来るだけランニングコストをかけないで
寒くない家を作ることが求められています。
言葉で言えば簡単なのですが
単に寒くない家ではなく
そこには健康に影響を及ぼす
換気という問題があります。
換気をしつつ寒くない家
同時に、
適度な湿度を保たなければなりません、
最小限の機械装置で、
家中を。
結露も無く・・
なかなか難しいんですよ。
次々と解決しなければならない課題が出てきます。
ヒートショックで亡くなる人は
交通事故で亡くなる人の何倍もいますが
交通事故に遭うかもしれないと思っても
ヒートショックで家族が亡くなると考える人は稀です。
お風呂が寒い、脱衣室が寒い、トイレが寒い家は
相当あります。
家の新築を検討されている方は
聞いてみてください、
お風呂、寒いですか?
ユニットバスですから
タイルのお風呂より暖かいですよという答えなら
ヒートショックを考えたほうがいいかもしれません。
それでは
皆さん、また明日。

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