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社長ブログケヤキの木の下で

2012年3月4日

ブータン

こんにちは
紙太材木店の田原です。
最近、ほぼ日で
こちらの日記を知りました。
作者の立ち位置やブータンの人の考えなど
考えさせられることがたくさんありました。
笑ってしまうところも多くありますよ(2010 11月ころ)
空の近く。こころ高く。 ― ブータンてきとう日記
さて本日は
小雨が降って肌寒い日になりましたが
マキコDXが気持ちよく暖めてくれます。
出入口は現場製作の木製建具ですから
隙間だらけ
挙句にドアクローザーでひっぱても
反って隙間があいています。
幅5ミリで高さ2mの隙間
それが2ヶ所
マキコDXでガンガン火を焚くと
煙突から室内の空気が排気されます、
そして、排気された分、
隙間からどんどん新鮮な冷たい空気が
給気されるという状況です。
マキコにケトル(やかん)を置いて
加湿器をいれても結露しません。
材木屋で廃材がたくさんありますから
こういうことが出来ますが、
普通の家では薪がもちません。
さて、
一般の家の住宅換気は
建築基準法で義務化されました。
必ず換気装置をつけなさいと
義務化されたがゆえに
いい換気装置をつけようが
悪い換気装置をつけようが
一般の人にはその性能の評価が出来なくなってしまいました。
ただついていればいいのですから・・・
(現在の完了検査では、実際に換気しているかの確認は不要です)
建てられる方がご自分で勉強しないと
換気装置の良し悪しは判断できません。
住宅の基本的な性能(気密、換気、断熱、冷暖房システム)を担保するため
きちんとした換気装置のある家と
ただついているだけの
自分の都合で住宅の性能を無視した換気装置がある家
いろんな家があります。
価格や予算も大事ですが
住まいに求めるものは何なのか
これから家を建てようとする人は考える必要があります。
換気装置がいくら良くても
気密、断熱、冷暖房システムがお粗末では
宝の持ち腐れですが・・・
それでは
皆さん、
また、明日。

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