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社長ブログケヤキの木の下で

2012年11月11日

全熱交換機のデメリットに付いては・・・

こんにちは
紙太材木店の田原です。
ようやく怒涛の一週間が終わりました。
さて、ダイキンから
家庭用デシカが発売されました。
業務用は以前から出てましたが家庭用のものです。
どういうものかというと
2003年に新築住宅には「24時間換気設備」の設置が義務化されました。
現代の住宅は室内の空気が汚れているから
24時間、換気扇をまわしたままにしなさい!
というものです。
というわけで
今建てられる家には換気扇が必ずついているのですが
(台所の換気扇のことではありません)
寒い冬に24時間換気扇を回す
(せっかく暖かく加湿された部屋の空気を外に出して、冷たい乾燥した空気を入れる)
暑い夏に24時間換気扇を回す
(涼しく除湿した部屋の空気を出して外の蒸し暑い空気を入れる)
夏も冬も24時間換気しなければなりません。
そこで
換気をする時に
冬は外に出て行く空気から水蒸気を取って中に入ってくる空気に加湿する
夏は入ってくる空気から水蒸気を取って乾燥した空気を室内に入れる
同時に熱も交換しようというのです。
換気扇が室内と室外の空気を入替える時に
熱と水蒸気を同時に交換しようというものです。
難しい言葉で言うと全熱交換機
全熱交換機の問題については
以前もお話しましたので
今回は飛ばしますが
新しい商品が出ると
つい良さそうに見えてしまいます。
価格が100万を越える事
使用条件もQ値で2以下、C値も2以下と
4地域での次世代省エネ基準を大きく上回ってることなど
(Q値、C値共にクリアとなると大手住宅メーカーでは軒並み無理か?)
一般の商品評価にはしばらく時間がかかりそうですが
紙太材木店が使うことはありません。
それでは皆さん
次回をお楽しみに。

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