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社長ブログケヤキの木の下で

2012年12月7日

寒い家には必要な設備

こんばんは、
紙太材木店の田原です。
いよいよ冬本番で
日中でも10度を越えません。
そんな中ですから、
母屋の北側廊下は通り過ぎるだけで足の裏が凍りつく、
家の中の極寒の地
スリッパ無しにはとても歩けません。
無暖房住宅と言うと
暖房をしなくても過ごせる家のことを言いますが、
我が家は本当の無暖房住宅
いえ、無断熱住宅と言えばいいでしょうか。
つまり断熱材など何もない家です。
今朝の10時でも室内の温度計は7度でしたから
外とほとんど変わらないと言うより、
外のほうが日差しもあり暖かく
家の中の日が当らない北側の部屋は
外より寒くなっています。
外より寒い室内
こんな家は日本中にまだまだ多くあります。
床が冷たいことから
床暖房はまだまだ人気で、ほとんど神話状態。
日本では床暖房にすれば全て解決と誤解されてる方が随分います。
これは日本の住宅の断熱性が非常に悪かった事によるもの。
ストーブで空気を暖めても
気密の悪い部屋では天井近くの隙間から暖かい空気は漏れ出て
床面近くの隙間から冷たい空気が入ってくる
だからいつまで経っても足元は暖かくならない、
そんなときに床暖房をしたら
足元が暖かくなった
これは最高!となったのですが
きちんと気密を取り、断熱性をあげた住宅では
床、壁、天井の表面温度も高く床暖房の必要は全くありません。
イニシャルコストやランニングコストの高さ、(省エネでなありません)
それに無垢のフロアーも使えないなどということも考えれば
何の魅力もありません。
気密、断熱、換気、冷暖房システムをきちんと考えれば
床暖房と言う選択肢はありません。
もっとも、寒い家の場合はそれなりの高価もとい、効果があります。
床暖房
住宅の基本性能が完備している家では不要な設備というお話でした。
それでは皆さん、
次回をお楽しみに。

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