HOME >> ケヤキの木の下で

社長ブログケヤキの木の下で

2023年9月15日

ローコストはどこへ?


おはようございます、

紙太材木店の田原です。
昨日午前中は、
川辺町の花火大会の反省会議。
警察や消防、商工会や役場職員、
消防団や警備会社など
花火大会を運営、
成功させるための組織が集まり
次年度に向け
様々な意見を交換しました。
川辺町はダム湖が
町の真ん中を流れにますが、
湖面は低く洪水の恐れはありません。
湖水には全国有数のボートコースがあり、
毎年のように様々な全国大会が開かれますし
各地から合宿に来られます。
花火も湖水を目の前にして
湖面から打ちあがります。
湖岸道路にある観客席からは
目の前の頭上に上がるわけで、
他に類を見ない迫力があります。
年々膨らむ観客と駐車場の確保、
運営費の増大に対する対策など…
課題は山積ですが、
故郷の町づくりはどうあるべきかを含め
協議しています。
ただ、私もそうでしたが
商工会の青年部員や消防団の部員などは、
花火の準備や警備などのすべき役割が有り、
子供と一緒に花火を見たことが無い部員が大半です。
そうなんです。
実は保育園や小学生の頃の子供と
一緒に花火に行けないんですね。

ようやく終えたころには、
子供は中学生や高校生。
親父と一緒に花火はいきません。
私は今商工会の役員ですが
ここのところを何とかしたい。
誰かが我慢する花火大会ではなく、
皆が誰もが楽しめるものにしたいと思ってます。

来年も開催予定の川辺町の花火大会。

まだ来られたことのない方は、

是非お越しください。

さて、先日プレカットの担当者と打合せをしました。

近隣の同業他社も含め、

前年より2割ほど稼働が落ちているとか。

大手HMの受注動向も期の累計では、

ヒノキヤグループ以外はマイナスとなっています。

最近、聞かなくなった言葉がローコスト住宅。

いろんな媒体でよく目にする言葉でしたが、

とんとお目にかかりません。

絶滅危惧種の言葉と言っていいかもしれません。

国の見ている方向を見れば

耐震性や省エネ性、その他の性能を従来より

上げていかなければなりません。

国交省もようやく重い腰をあげました。

2025年にはそれらが義務化され

2030年には更に基準が底上げされることが

分かっていますから、

今現在2030年に既存不適格となる

仕様や性能の住宅を建てるわけにはいきません。

自ずと、照準を2030年に合わせることになりますから、

従来のようなローコストでは対応に限界があります。

ある意味、これから家を建てる人には朗報です。

既にここ数年で建ててしまった人は

2030年の基準ってどんなん?

自分の家はその基準を越えているか?

余裕で越えているのか

ぎりぎり越えているか

はたまた、ぎりぎり越えていないか?

従来、国のつくる基準は最低基準でした。

業界はそれを目標基準にしてきました。

さすがにいつまでも

そんなことはしてられないということで、

基準に段階を設けるようになりましたが

それでも段階を付けた

その最高レベルでさえ

実はそれほど高いものではないことが

情報社会の中ではすぐにバレてしまい、

修正を余儀なくされているのが現状です。

自分の住まいの性能を

どのレベル、水準にするかは、

ご自分で納得いくまで調べるしかありません。

誰かが、HMや工務店が、

設計者が、
手取り足取り教えてくれるわけではありません。

30代で家を建てるとして20年後、30年後を見据えた

住まいづくりが求められます。

それは新築だけに限る訳でなく、

中古住宅を購入しリノベーションをする時も同様です。

単なるお色直し、設備の交換だけして

新築にそっくりにするだけでは、

以前のローコスト住宅と変わりがありません。

Archive

ご相談予約
資料請求