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社長ブログケヤキの木の下で

2023年9月18日

建築知識ビルダーズ


おはようございます、

紙太材木店の田原です。
9月も半ばを過ぎましたが、
昨夜はエアコンなしで寝たので
夜中に暑くて目が覚めました。
予報では今週もそれなりの暑さとか。
涼しくなるのを指折り数えるこの頃です。
さて、来月の初旬、
新住協の総会が青森で開催されます。
4年ぶりのリアル開催です。
全国から会員が集まり、
鎌田先生の基調講演と
研修、それに情報交換です。
加えて、現地の会員の建てた建物の
見学もあります。
菊池組さんの建物は人気で、
青森からは更に2時間ほどのむつ市ですが
見学の定員枠はすぐに一杯になったとか。
ここ3年ほどはあまりの人気で、
新築の受付はお断りの工務店です。
(最近ようやく募集を始めたとか)
学生時代、むつ市出身の友人がいたのですが
夏休み明けに会った時、
今年の夏はストーブを何度も利用したと
夏の寒さを訴えていたのが
思い起こされます。
つい30年ほど前の話しですが、
最近の暑さを思うに隔世の感があります。
その菊池さんが
今月の建築知識ビルダーズに
寄稿しています。
「断熱性能をどのくらい上げれば
光熱費は下がるのか」
新築のご相談の時に
どれくらい断熱性能を上げればいいか
分からないという方が
一定数おられますが、
この記事はそんな方々の参考になります。
ただ、Ua値や冷暖房費の金額という
数字だけを見るのではなく、
自分がどんな暮らしがしたいのかが
前提ポイントですので
そこのところをお忘れなく。
日本全国2地域から7地域まで
Ua値別、熱交換の有無別で
表にしてあります。
丁寧にエネルギー単位では無く、
金額でリストにしてあります。
Ua値0.87から順に0.56、0.46、0.38、0.26、0.20
の時の各地域の年間の冷暖房費です。
与条件の設定温度や
COP、電気の単価などは、
前文で紹介されているので
ご確認ください。
冷暖房費は与条件次第で変わります。
つまり
暖房や冷房の設定温度次第、
1KWあたりの電気の単価で
数字はすぐに、大きく変化します。
住まいの性能を確認するため
HMや工務店をお訪ねになる時は、
これらの与条件を統一して比較する必要があります。
何度設定の時か
COPは幾つで計算しているのか
電気の単価は幾らか
Ua値が良くない数字でも、
上記の与条件次第で
冷暖房費はかなり抑えた数字を作ることもできます。
自動車の燃費と同様、
その数字はカタログ上の数字かもしれません。
HMや工務店をお訪ねになる時は
そこのところもか確認しておく必要があります。

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