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社長ブログケヤキの木の下で

2014年7月28日

ギャンブルで暖かい家、涼しい家には当たりません。

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
久しぶりに湿度も低くて
気持ちのいい朝
日中もこのままなら最高の夏ですけど
さて今日はどんな暑さになるでしょう。
夏ですから、当然暑いですけど・・・
さて、
今、家を建ててる最中の方、
あるいはこれから家を建てる予定の方の
家の中の暑さ寒さに関する意識はどんなものでしょう?
これから建てる私の家はいままでの家より断熱性も高く
サッシもペアガラスだから
家の中ではほぼどこでもそこそこ暖かい
あるいは涼しく過ごせる。
そのような意識の方がいるかもしれません。
実際、寒いのはイヤと言われる奥様が非常に多いことから
HMの営業マンも以前の家と比べれば格段の暖かさですとPRします。
しかし
今の省エネ基準で家を建てるとすると
暖房してある部屋から一歩廊下に出ると
寒い
脱衣室もトイレも
寒い・・・・
廊下や、お風呂、トイレ、脱衣室
どの部屋でも同じ暖かさにしようとすると
つまり温度のバリアフリーです。
それを全室暖房と言いますが
そうしようとすると
今の省エネ基準では灯油の消費量が
以前住んでいた家の2倍必要です。
(以前の暖房方式を部分間歇暖房として計算)
部分間歇暖房というのは
人がいる時、いる時間だけ暖房するというものです
今の省エネ基準で
どの部屋も温度のバリアフリーで過ごすには
従来の倍のお金が必要ということになります。
つまり
温度のバリアフリーなどは
今の省エネ基準では夢のまた夢・・・
従来の倍の暖房費がかかるとなれば
ローンの返済計画も変わりかねません。
○○工法だから暖かい
こんな断熱材を使ってるから暖かい
断熱のし過ぎは暑い
壁が湿気を吸収してくれるから涼しい
etc
いろいろありますが
その家は1時間あたりどれくらい熱が逃げていくのですか?
全室暖房をした時に
その家はひと冬に暖房費がいくらかかる家ですか?
その家はひと夏に冷房費がいくらかかる家ですか?
その答えを聞いた上で
さて、どれにしようと迷っても遅くありません。
これらを聞く前に迷えば
それはギャンブル
風邪を引きそうなくらい寒い家当たるか
暖房費や冷房費のとてもかかる家に当たるか
神のみぞ知るです。

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