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社長ブログケヤキの木の下で

2014年11月10日

目からウロコのシロアリ談義

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
8日、土曜日は花火大会
8月の花火が雨で中止になって
この11月に復活したものです。
人口1万人の町に4万人
2014-11-08 023.JPG
2014-11-08 028.JPG
こんな具合ですから
名古屋方面からも目の肥えたお客様が多数来場
なんと言っても
空いている、
お隣に駐車場がある、
目の前で上がる
(首を90度上げなければなりません)
迫力満点
はっきり言って
そこらの花火大会は目ではありません。
でも、
実は今のところ「不世出の花火大会」で世間に認知されてない・・・
あと数年すれば大挙して人が押し寄せること間違いなしの
隠れた人気スポット
名古屋のキャバクラ嬢の間では川辺町の花火が合言葉なのは
知る人ぞ知る同伴言葉とか・・
本日はちょっと下品ですね。
ところで、
本日はシロアリ
先日お伺いした美濃加茂市内のOBのお客様
30年ほど前の洪水の時に1階の鴨居まで水に浸かった家です。
お子さんが小さかったのでボートで避難
途中の信号機のランプに手が届いたくらいの大水だったとか。
私はその頃東京に居てTVの映像を見ておりました。
お宅は土壁の古い家です。
(洪水後表面は塗り直してありますが土壁は当時のまま)
敷居が見事にシロアリに食べられています。
2014-10-30 001.JPG
上手に敷居だけ食べていますね、
蟻道はこのように基礎を這い上がってつながっています。
2014-11-08 015.JPG
薬剤処理した土台や大引、根太なんてすっ飛ばして
敷居まですすんでいます。
写真ではわかりにくいですが
何年か前に土台に穴を開けて薬剤処理した直径1cmほどの穴が多数見られます。
(防蟻効果なんてありませんね)
こちらは
シロアリの専門家
2014-11-08 017.JPG
薬剤を撒く業者ではありません。
再度言いますが、
シロアリの専門家です。
シロアリがいるからといって
どこかの農協の業者のように床下一面に薬剤を撒くようなことはしませんし
もちろん、換気扇を取り付けるような意味のないこともしません。
お値段も数分の一ですみます。
私は耐震診断もしますから
床下の構造を確認するため床下に潜ります。
でも、シロアリの薬剤散布してある床下には10分以上は潜っていられません。
そんな床下に潜ると半日以上、倦怠感と頭痛に悩むことになります。
シロアリなんて
ハエと同じで地面の中にはそこら中にいます。
予防ではなく、対処療法が基本と考えます。
ハエがいるからといって
台所に浴剤を撒いてハエが入ってこないようにする人はいません。
せいぜい、サッシに網戸を付けるくらい、
もし入ってこれば大部分の人はハエたたきが基本のはず、
台所でキンチョールで一吹きという人は稀だと思います。
それは本能的に薬剤は注意が必要と思ってるからです。
小さな動物を殺す薬剤なら人体にも何らかの影響があるはず、
それが心のどこかでアラームを鳴らしているから。
自然界にいる動物を自分の都合に合わないからと言って
排除するのは容易ではありません。
それを強制的に排除しようとすれば無理が出てきます。
そこに
建築的な対応の仕方があります。
美濃地方でシロアリに家を食べられて
家が倒れたという事例は古今東西ありません。
土台や柱が少々傷んだ程度
一般の方が考えるほどの被害はありません、
傷んだところは交換すればいいのです。
そんなことは実は簡単んにできます。
シロアリの
「薬剤を撒くことが専門」の人達と
「シロアリの専門家」
似てるようで全く違いますから
お間違えの無いように。
「シロアリの専門家」が対応しているのは
美濃加茂市では3件ほど
坂祝で1件
というのが過去の事例
その道の専門家の話は実はとても面白くて
目からウロコのシロアリ談義が満載でありました

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