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社長ブログケヤキの木の下で

2015年10月9日

ZEH ゼロエネハウス 大手HMの取り組み

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
すっかり寒くなった美濃地方
キーボードを打つ指先が冷たいです(^_^)
さて、以前ZEHロードマップ検討委員会の中間とりまとめ(案)が発表されたことをお伝えしました。
こちらのサイトからダンロードできます。
当ブログでも9月20日に日経新聞でミサワホームと
パナホームのZEHに対する取り組み予定がで出ていることを紹介しましたが
この2社以外の大手HMの取り組み予定も
とりまとめ案にはでていますのでご紹介しましょう
img-X09065706.jpg
見にくくて申し訳ありません(^_^;)
このリストにある大手各社は検討委員会のメンバー
一番上のJBNという組織が工務店業界を代表して出席しています。
委員は熊本のエコワークスの小山さん
大手各社も以前お話したパナやミサワとほぼ同じ状況のようで
既に準備万端といったところでしょうか。
ということで
各社のZEHの性能を見る大まかな目安があると嬉しいですね。
資本主義の効率優先の世では
基準があればそれをほんのわずかでも超えていればOKなわけで
余裕をもって越えるのは無駄な投資となります。
ZEHは住宅の性能を高め
消費するエネルギーを減らし、
同時にエネルギーを生み出して(太陽光パネル設置は必須)
エネルギー収支をゼロ以下にするもの。
で、少し考えてみると
エネルギーを生み出すパネルの設置が必須ということは
家の性能が低ければたくさんパネルを載せなければならないし
性能がよければ小さなパネルでOKということになります。
外皮性能(断熱材、サッシ)の基準は関東以西であれば0.6
この最低基準さえクリアしていればいいわけです。
そうなると
パネルがどれくらい必要な家かで
ある程度その住宅の基本的な性能は推測できそうですね。
もちろん、住宅で消費されるエネルギーで
一番多いのは給湯ですから
給湯設備に何を使うかも検討しなければなりません。
そのことを頭に入れつつパネルがどれだけ必要な家かを見ると
そのHMや工務店の考えの一面が見えてきそうです。
PS
ZEH ゼロエネルギーハウスというと
大手のHMしかできないような感覚をお持ちかもしれませんが
(実際検討委員会のメンバーを見ると大手だらけ)
町場の工務店や一人大工さんでも建てられるレベルの住宅ですから
HMや大手の宣伝に流されないでくださいね(^_^)

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