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社長ブログケヤキの木の下で

2016年2月5日

Heat20のラベリングシステム

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
2月も気づけば5日
今年の36日目ということは
既に2016年も10%消化したわけで
あまりに早く日々が過ぎ去っていきます・・・
さて、Heat20
(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)
こちらでラベリングシステムを開始しました。
昨年末に改定された最新版での自己認証システムです。
ということで
昨年建てた粟野の家で取得したのがこれ
mpdf_page001.jpg
これが表紙で
もう一枚の諸元表に外皮仕様が詳しく記載される
写真の一番上
赤い数字の0.34がこの家のUa値
その下にあるG2、G1は住んでいる地域でHeat20が推奨する値を示している
更にその右の端っこにあるのが現行基準
この場合、推奨されるグレード2のG2は0.46
グレード1のG1は0.56
等級4の0.87は現行の基準で2020年に義務化される数値を示しています。
(義務化されるのは最低基準、目標基準ではありません)
このUa値は床、壁(サッシを含む)天井から逃げて行く熱を表していて
数値が大きいほどたくさんの熱が逃げて行く(つまり寒い)
岐阜市は地域区分でいうと6地域で
岐阜県の中でも温暖な方で
観測点は岐阜駅より南の加納
でも住んでいるのは長良川のはるか北、
岐阜のチベットと言われる粟野で山県市のすぐ隣
長良川の北と南で気温が違うのは岐阜市民なら誰でも知ってるわけで
粟野と加納が同じ寒さだとは誰も思わない
ということで
粟野は6地域ではなく5地域相当と解釈しております。
(つまり、寒いところ)
一般の方でも簡単にできます、
断熱材の熱抵抗、サッシの熱貫流率もネットで調べられますが
おわかりにならなければご相談されてる担当者に聞いてみてください。
ご自分の家の性能が
民間の推奨する目標基準G2、G1と
義務化される国の最低基準のあいだのどこにくるか
知っておいて損はありません。

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