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社長ブログケヤキの木の下で

2016年7月8日

杉や桧の床の手入れ

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日はこれでも梅雨かと思うほどの晴天
少し動けば汗が滝のように流れました。
川辺の家では来週の建前の前の土台伏せ
2016-07-07 (6).JPG
日影が全くありません・・・
角地で東と南は道路
その向こうは小川なんですね。
炎天下の中逃げるところがないので
急遽、バーベキューテントを設置することになりました(^^♪
さて、
仕事がらいろんな住宅雑誌で室内の写真を見ます。
最近の工務店の傾向は無垢の木のフロアが一般的で
それは杉や桧と言った国内産の床材であったり
ナラ等の堅木であったりします。
雑誌に掲載されるのは多くが新築ですから
杉やヒノキは色目も鮮やかで
見ていても気持ちのいいものですが
偶に5年、10年経った家の写真なども目にします。
そこで気になるのが杉や桧と言った無垢の木の床
手入れがされていないですね、
住んでいる人も、その写真を撮るため取材に行った人も
杉や桧の床の手入れの仕方を知らないので
新築したままの状態で年月が経っています。
通り道になっている床の一部だけがつややかで
それ以外は艶もなく色あせた状態
昔の日本家屋は杉や桧で廊下や広縁の床を貼りましたから
多くの方がその手入れの仕方を知っていましたし入手も容易でした。
しかし今家を建てる方の多くが住んでいた家は
床は合板のフローリング
親御さんも合板の床では手入れのし甲斐がありませんから
何もしない、よくて偶にワックスを塗る程度、
杉や桧の床の手入れなんて知らなくて当然です。
私の母は飛騨地方の出で
いとこたちも多くが飛騨に住んでいます。
そちらでは無垢の木の手入れには荏油を使います。
床も柱も差し鴨居も荏油を布に染み込ませて拭くだけです。
米ぬかを袋に入れて磨くとか
最近ではドイツ製のオスモやリボスもあります。
いろんな手入れの方法がありますが
一番楽ちんでお勧めなのが荏油
好みもありますが
昔から使われてきた、
と言うのが一番のお勧め理由(^◇^)
何も手入れされていない床なら劇的に表情がかわります。
1.27.2011の2 008.jpg

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