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社長ブログケヤキの木の下で

2016年9月16日

Heat20の断熱水準 誰がそんなことを言っているのか?

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
秋雨前線や台風の影響もあるのかもしれませんが
なかなか予報通りの天気になってくれません。
16号が通り過ぎるまでは今日のような天気が続きそうです。
さて、昨日までお話ししてきたHeat20の推奨する美濃地方の断熱水準
昔風の言葉で言えば
日本の常識、世界の非常識(既に死語かも)
美濃地方(5地域)のように暖房デグリーデーが2000度日前後の地域で
壁や天井の断熱材の厚さが10cm
サッシの性能(U値)が3前後
気密なんて気にしない
寒ければ炬燵やファンヒーター、エアコンを動かせば
と言うのは
薄着をして体にカイロをたくさん張り付けているようなものですが
それが普通だと思っていれば常識となってしまいます。

写真は松尾設計さんのブログより
と言うことで
Heat20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)
を紹介してきたのですが
そもそも論として
誰が推奨しているのか?
田舎の工務店の親父の集まりではありません。
一般の方には少々高い(2800円)本で購入に躊躇しますし
委員会のメンバーが誰なのかHPにも出ていませんので
ご紹介すると

建築研究所の理事長が委員長
これだけでこの委員会がどういうものか
建築に携わる実務者であれば誰でも理解できます。
ですからその下の委員の皆さんの出身も頷けますし
大手HM集まりであるプレハブ建築協会からは4人も委員が出ています。
断熱材業界、サッシ業界、工務店の集まりである木造住宅産業協会etc
と言うことで
Heat20が推奨している断熱水準
けして田舎の工務店の親父が独り言ちているわけではありません。
さて、タイミングよく
Heat20 Plusが昨日発売になりました。
早速アマゾンでポチしたのですが
既に在庫切れ・・・・
実務者向けの本ですが
新築を検討されている方は何千万もの買い物をするのですから
買ってみても損はありません。

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