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社長ブログケヤキの木の下で

2024年3月15日

タダで

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    流石に氷点下ではありませんが、1℃台の美濃地方。
    快晴で気持ちのいい朝です、花粉が無ければ・・・
  • 先日のブログで、新住協の中部東海支部の勉強会に
    顧問の会沢さんが来られた話をしました。
    その後、関東支部の勉強会にも行かれたとか。
    どんな話だったかお伝えしていませんでしたが、
    二つの勉強会共に自然温度差がメイン。
    関東支部の神長さんが、FBで話されていました。
    このブログでも
    何度も自然温度差の話しをしていますが、
    そのFBに北海道の山本亜耕さんが
    「自然温度差って、適切に設計を行った断熱住宅なら
    10度を越えるなんて普通じゃないですか」

 

  • そうなんですね、
    紙太材木店でも
    常に10度を越えるように設計しますが、
    新住協の勉強会でも強調される部分です。
    つまり、意匠、デザイン優先
    外観の見た目を優先した設計
    あるいは
    単にUa値や断熱性能等級を基準に設計すると、
    この自然温度差10度は無理です。
    山本さんは続けて
    外気温が0度で
    室温を20度にしようとした時、
    無暖房の家なら
    20度分をまるまる暖房設備で
    賄わなければならないけれど、
    自然温度差が10度あれば
    10度分を暖めるだけだから
    暖房設備を小さくできる。
    断熱住宅の特性は
    まさにこの自然温度差と言う性能が高いことで、
    結果的にお金のかかりやすい全室暖房にも
    有効になる。
    自然温度差が4度や5度の家
    断熱と日射を意識しないと、普通にあります。
    たとえUa値や断熱性能等級が6や7でも
    あるんですね。
    だから新住協の勉強会で何度も繰り返し、
    自然温度差のことが話されます。

 

  • 床下エアコンであれ
    一種の全熱交換であれ
    全館空調であれ
    どれもこれもお金がかかります。
  • その前に、タダでいつまでも使える自然温度差です。
    自然温度差が良ければ暖房費も下がります。

 

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