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社長ブログケヤキの木の下で

2022年8月15日

張替えは男!

お盆です、
紙太材木店の田原です。
せっかくのお盆休みですが、なんだかすっきりしない天気で
明日も雨模様の美濃地方です。
コロナや猛暑もあって、出かける予定は最初から組んでませんでしたから
と言うわけでもありませんが
障子の張替え
普段、住まい手にお勧めしている障子。
紙太材木店で家を建てる方の大半に採用していただいてますが、
時折聞かれるのが障子の張替えはどうすれば・・・
面白いのは夫婦のうち、
ご主人は子供の頃障子の張替えを手伝ったことがあるのに対し、
奥様の多くはその経験が無いこと。
50代以上の女性の方を除けばほぼ皆無。
張替えの事を聞かれるのもほぼ100%奥様。
ご主人は子供のころ手伝ったから何とかなるよ…
私の場合、母が障子の張替えをしていてそれを手伝うという流れでした。
父が障子の張替えをしているのは見たことがありません。
家内に聞くと実家では母が障子の張替えをしていて、
自分は手伝ったことはないとのこと。
手伝いはしてましたけれど、
最初から何もかも自分でするのは初めてでしたが
やってみれば簡単にできました。
半日ほどで8本の障子を張替えました。
(障子紙をはがして、桟についたノリは前日に落としてます)
念のためネットで張替えの仕方を検索しました。
障子紙はホームセンターで購入。
その時、障子紙のはがし剤とノリ刷毛、でんぷんノリも一緒に購入。
障子紙のコーナーに一式そろってます。
ノリはチューブに入ったものもあるので、でんぷんノリにするかチューブ入りのものにするかはお好みです。
障子のはがし剤を桟に塗ります。



塗れ雑巾で残ったノリや紙を綺麗に拭き取ります。


最初に紙の位置決め


張り出しの端をテープで留めておきます。
(障子紙を買うとその中に仮止め用のテープがついてくる)

巻き戻して糊付け


糊はこんな程度…


障子紙を転がします


紙の張り始めのところは紙を少しめくって、糊を後から付けます。


定規を当ててカッターナイフで余分な紙を切りますが、
その定規で紙と桟の糊を抑えて圧着。


完成



張ったばかりなので
随分、皺やたるみがあるように見えますが、
一晩経って乾けばぴんとした張りになります。
障子の張替え、仮止めのテープで押さえれば一人で十分張替えができます。
カーテンは何年かすれば、色褪せてきたりします。
障子も和紙が焼けてきますが、張り替えれば見違えるほど白く明るくなります。
しかもそれは自分一人で安価にできます。
障子にするかカーテンにするか迷っている奥様、
張替えはご主人一人でもできますから是非、障子をご検討ください。

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