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社長ブログケヤキの木の下で

2017年9月13日

想定外の漆かぶれ

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
霧が出てますが
快晴の予報の美濃地方です。

​乾燥中の漆塗りのカウンター​

​室温25度、湿度75%​
さて、前回お伝えした拭き漆
昨日の朝、目が覚めると上唇の上に違和感があります。
むず痒い・・・
以前の記憶がすぐさまフィードバックしました、
かぶれたようです。
あれだけ注意して塗っていたのですが
漆とは相性がよくありません。
先週草刈りをしたときに全身ダニに咬まれたお話をしましたが
ほぼ治っていたダニの咬み痕まで活性化?して
いたるところで痒くなっています。
漆に触れると触れたところだけでなく
他の場所も痒くなるという話は
漆塗りを実践している設計者からも聞いていました。
発症過程は
漆に触れる、
その翌日あるいは翌々日に触れた個所で違和感が出てくる
(漆に触れた量にもよるようです)
違和感がでて半日から一日で皮膚が盛り上がったようになって強いかゆみが出る。
その段階で漆にやられたとなるのですが
今回は違和感がでてすぐに漆と分かりましたので
前回皮膚科でもらって来ていた薬が残ってましたから
すぐに塗ったので今はまだ違和感ある程度の状態で治まっています。
かなり注意して塗ってましたから
おそらく触れたあるいは付着した量もごくわずかなものだと思われます。
考えられるのは
作業中は汗が大量に出るので塗った漆の上に落ちないように
何回かタオルで汗を拭くのですが
そのタオルを持つ手は手袋をした漆を塗った手です。
できるだけ我慢して汗をぬぐわないようにしていたのですが
数回、拭いたうちのどこかに漆が付着していたものと思われますから
手を使わないで顔の汗を拭く方法を考えなければなりません。
机の上にタオルを重ねて顔を押し付けるぐらいしか思いつきませんけど
ということで
今回もかぶれてしまいましたが
実は数日後にも漆を塗らなければなりません。
今回は遠くから眺めるだけにします。
PS
ダニに咬まれた跡が痒くなるのは閉口してます。

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