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社長ブログケヤキの木の下で

2022年9月9日

素手で?


会長農園のカボス
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
東京都のパネル設置義務化が、いよいよ本決まりです。
条例改正の基本方針が今日発表されます。
開始時期は2025年で3年後。
日本のネットでは義務化について百家争鳴でしたが、
カリフォルニア州では既に2020年から義務化が始まってます。
3年後には日本でもそれが当たり前になると思われますし、
他の都市や県も続くところが出てくることも考えられます。
都や国の思惑の半分以上は温暖化ガスの排出抑制ですが、
一個人はこれからも続く
冷暖房光熱費(エネルギー代)の上昇に対する自己防衛の手段です。
自分たちの生活を守る唯一の武器と言っていいかもしれません。
円安も加わり、今後も上昇が想定されますが、
現在の日本の電気代は 27円~30円/Kwh
欧州はどうでしょう?

こちらに​EU各国の日々の1kwh当たりの電気代​が出ています。
€/Mwhですから、分かり難いですね。


1ユーロ140円とすると
400€/Mwhは
400×140円=56.000円
Mwhは1.000.000whなので
Kwhにするには1.000で割ればいいです。
56.000/1.000は56円
電気代は56円/kwhと言うことになります。
これで日々のEU各国の電気代が計算できますが、
日本のほぼ倍の金額です。
戦争の影響もありますが、日本の場合はこれに円安が加わります。
何もなくてもエネルギー価格が3%程度上がっていくわけで、
ここに戦争と円安が加わるわけで、
枕を高く寝ていられる状況ではありません。
パネル設置についてはネガティブな意見も多くありますが、
大部分は10年以上前の情報がもとになっています。
そんなマイナス情報から断念してしまう方も多くいます。
今月の建築知識ビルダーズには
一般の方でも現在のパネルがどういうものか
とても分かりやすく解説されてまいすので、
新築でパネルを検討される方は是非お読みになるといいでしょう。
これから家を建てる方で、パネルを載せないという選択肢はありません。

そうでなければ電気代の高騰に、素手で戦いを挑むことになります。

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